デジタルマーケティング研修とは?研修の実施事例と研修メニューのご紹介

Marketing

近年デジタル分野の急速な発達に伴うデジタルマーケティングの業務増大や、それを補うリソース不足を解決するためにデジタルマーケティング研修を導入する企業様が増加しています。

 

しかし、一口にデジタルマーケティング研修といってもその手法はさまざまであり、実施の際にはそれぞれの方法の特徴を正しく理解した上で、適切な研修を実施する必要があります。

 

本記事では、デジタルマーケティング研修の事例や概要について解説します。

目次

  1. 1. デジタルマーケティング研修による人材育成事例
  2. 2. パーソルビジネスプロセスデザインのデジタルマーケティング研修メニュー
  3. 3. 双方向型の研修による人材育成へのポジティブな影響
  4. 4. デジタルマーケティング研修後に継続的に学び続けるための工夫
  5. 5. まとめ

1.デジタルマーケティング研修による人材育成事例

デジタルマーケティング研修では「社内のデジタルマーケティングの知識を高めたい」、「早急にマーケティング担当者を育成する必要がある」などさまざまな企業の課題を改善・解決することができます。
ここでは、パーソルビジネスプロセスデザインの支援実績から事例をご紹介します。

デジタルマーケティング研修による人材育成事例

1-1顧客課題

Web解析ツールAdobe Analyticsの担当者が突然離任したため、早急に新しい担当者を育成してほしい、とパーソルビジネスプロセスデザインにお声がけ頂きデジタルマーケティング研修を実施することになりました。
お客様内部では離任された前任担当者1名しかAdobe Analyticsを扱えない状況であったため、デジタルマーケティング研修を通じて属人的な運用から脱し、複数名がweb解析ツールを扱う業務を担当できる状態を目指し研修を開始しました。

1-2支援内容

まず前任担当者がAdobe Analyticsを用いて行っていた業務内容や、いつまでに人材を育成しなくてはならないかなどの背景や目的を詳細にヒアリングさせていただき、それらをもとに研修のカリキュラムを策定し、研修ゴールを「3ヶ月以内に、複数名のメンバーが社内のAdobe Analytics担当者として業務遂行できる状態を作る」と定めました。
研修ゴールに基づきロードマップを引き、各月ごとに状態目標を設定しました。

・1カ月目…
熟練者のサポートを受けながら、自身で基礎的なレポーティングや分析業務対応ができている状態
・2カ月目…
基本的な業務を自身で対応できる。
必要に応じて熟練者にエスカレーションを行い問題解決ができる状態
・3カ月目…
自身で過去事例やマニュアルなどを参照して基本的な業務の対応ができる状態

この状態目標に合わせて、専用研修を週に1回(1~2時間)+宿題形式の研修を3か月で全24回、新卒社員から管理職までの約30名の方を対象に実施しました。
研修では、実際に社内で取り扱っているデータを利用し、宿題を通じて理解度のチェックを行いました。 

1-3 成果

3ヶ月間、各月の状態目標達成に向けて業務に近い実践的な研修を中心に行い、受講者の到達度を鑑みて研修の内容を柔軟に変化させながら研修を行いました。
結果、3か月の研修終了時点で5名の受講者がAdobe Analyticsの業務に携わることができる状態まで成長することができました。
またお客様からも「自社で研修を実施すると参加してもらえないことが多いが、外注することで参加できる・聞いてもらうことができた」とフィードバックをいただきました。

2パーソルビジネスプロセスデザインのデジタルマーケティング研修メニュー

パーソルビジネスプロセスデザインのデジタルマーケティング研修メニュー

パーソルビジネスプロセスデザインでは3種類の研修メニューを基に、お客様の課題に合わせてさまざまなカリキュラムを組み合わせて研修を設計しております。
ここでは基本となる3種類の研修メニューについてご紹介します。

2-1デジタルマーケティング基礎研修

デジタルマーケティング基礎研修は、これからデジタルマーケティングを取り入れていきたいという企業におすすめの研修です。
こちらの研修では、デジタルマーケティング業務を行う上で理解しておきたい単語や基本的な考え方などについてのインプットを行い、共通言語を身に付けることで、マーケティングを行う上での知識の土台を作ることができます。
また、パーソルビジネスプロセスデザインの豊富な案件事例をもとに研修を行うため、
これらの知識がどのように活用されているのかについても、理解を深めることができます。

2-2選べる専門研修(ツール別)

選べる専門研修(ツール別)は、社内で使っているツールを活用しきれていない、
または使える人数を増やしていきたい、という企業におすすめの研修です。
こちらの研修では、ツールの使い方や用語理解、一般的な仕様の説明はもちろん、
実際に業務で活用する環境で研修カリキュラムを組む事により、
より実践的な研修を受けることができます。

2-3選べる専門研修(領域別)

選べる専門研修(領域別)はWeb広告、分析など特定のデジタルマーケティング領域を担当する人材を育成したいと考えている企業におすすめの研修です。
パーソルビジネスプロセスデザインに在籍している高い専門性を持った講師が
実際に行なっている業務をもとに研修を行い、専門人材の早期育成を目指します。

3.双方向型の研修による人材育成へのポジティブな影響

パーソルビジネスプロセスデザインのデジタルマーケティング研修では双方向型となるように工夫をしています。
ここでは双方向型研修の特徴や人材育成におけるポジティブな影響についてご紹介します。

双方向型の研修による人材育成へのポジティブな影響

3-1双方向型の研修とは

双方向型の研修とは座学のように一方的に話を聞くだけではなく、講師と受講者がコミュニケーションをとりながら進めていく形態のことです。
例えば、受講者が講師の説明や指導を受けながら、実践形式で行われる「ハンズオン研修」や、グループワークや質疑応答を採用した場合の「集合研修」などが双方向型の研修にあたります。

こちらの記事では、「ハンズオン研修」や「集合研修」の概要やメリットデメリットについてさらに詳しく解説しております。ぜひ併せてご覧ください。

3-2双方向型の研修のポジティブな影響

受講者と講師がコミュニケーションを取りながら進めることで、一方的に聞くだけの研修よりも受講者の講義の理解度が高い傾向にあります。
理由としては、わからない事があった際にその場で質問ができる環境があることや、理解度チェックテストを通じて講師からのフィードバックを得られることが考えられます。
また受講者自身が手を動かしながら学ぶ時間も豊富にあるため、より集中力が高い状態で講義を受けることにも繋がります。
そのほか、受講者の達成度を講師が把握することができ、分からなくてつまずいているポイントに対してその場で適切なフィードバックを行える点においても受講者にとって大きなメリットになると考えます。
この様な理由からパーソルビジネスプロセスデザインでは
研修が双方向型になるよう取り組み、より受講者の理解度に着目した研修を提供しております。

4.デジタルマーケティング研修後に継続的に学び続けるための工夫

研修で得た知識やスキルを最大限に活かすためには、継続的に学びと実践を繰り返すことが重要となります。
パーソルビジネスプロセスデザインのデジタルマーケティング研修では、継続的な学びのための様々な工夫や取り組みを行っています。
ここでは継続的な学びのための具体的な施策方法の中から代表的なものを2つご紹介しますが、
パーソルビジネスプロセスデザインでは下記内容でのご支援も可能ですので、
お気軽にご相談いただけると幸いです。

4-1 研修後の課題とそのフィードバック

研修後、そこで学んだ内容を元にした課題に取り組んでいただくむことで、自身で業務を遂行する力を身につけるこていただくことに繋がります。
例えばAdobe AnalyticsやGoogle Analyticsなどのweb解析ツールの研修を行なった際には、実際の業務で使われている数値を元に自力でレポーティングや分析を行う課題に取り組むという内容がよいでしょう。
研修で学んだ内容が活かせることを肌で感じつつ、自身でアウトプットをすることで理解している状態から活用できる状態への成長を促しますことができます。
またアウトプットに対して実務経験が豊富な講師がフィードバックを行います。
実際に業務に当たっている目線からのフィードバックをさせていただきますので、業務遂行に必要な知識や考え方を身につけていただくことにも繋がります。

4-2 スキルチェックシートを用いたスキルの把握

スキルチェックシートとは、知識やツールに対する理解度など、各スキルに対して到達度を何段階かに分けて評価するシートのことです。
スキルチェックシートを作成・活用することで、
業務を遂行するに当たって十分な実力がついているか、
業務を担当できるようになるためにはこれからどのような学習を行うことが必要かの判断を
より正確に行うことができます。

スキルチェックシートを用いたスキルの把握

5.まとめ

今回はデジタルマーケティング研修の事例や研修メニュー、継続的な学びと実践の重要性について解説しました。
パーソルビジネスプロセスデザインではお客様の課題を詳しくヒアリングした上で、カリキュラムの設計を行い、デジタルマーケティングの現場で活躍している専門性の高い講師が、目標達成までしっかりとサポートいたします。

デジタルマーケティング研修をご検討の際は、ぜひご相談ください。

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