【第3弾】費用対効果の低下を防ぐ!顕在層に適した媒体のご紹介

▶広告を出稿したいけれども、どの媒体にコストをかけるのが最適だろうか
▶現在配信している広告が、求めているターゲットに届いているのか不安
▶広告媒体がたくさんありすぎて、どれが一番適しているのか分からない
広告の出稿を考えている、またはすでに出稿している中でこんなお悩みはありませんか?
今回は第1弾の出稿目的に合った媒体の選び方の中でご説明させていただいた「顕在層」に適した媒体選定と弊社での成果創出のポイントをご紹介させていただきます。
目次
- 1.「顕在層」とは
- 商品・サービスの認知、かつニーズもあり自社を知っているがまだ購入には至っていない層
- 2.「顕在層」に適した媒体
- 2-1.リスティング広告
- 目的を満たす広告を表示することで、費用対効果の高い広告出稿が可能
- 2-2.ディスプレイ広告
- ナーチャリング形式でコンバージョン促進を行うことが可能
- 3.まとめ
- 緻密なターゲティングを行い、常にユーザー目線でユーザーが求めていることを考えていくことが重要
1.「顕在層」とは?
商品、サービスの認知、かつニーズもあり自社を知っているがまだ購入には至っていない層のこと
「こういう商品が欲しい」と自覚しているユーザーの為、コンバージョンしやすい層でもあります。ですが、潜在層とは違いボリューム数が少ないため、顕在層だけに広告を当ててしまうとコンバージョンには限界が生じ、獲得できなくなってしまいます。
2.「顕在層」に適した媒体
2-1.リスティング広告
ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。
ユーザーの検索キーワードに連動して広告が表示されることから、「検索連動型広告」とも呼ばれています。キーワード検索という行動は、目的をもったユーザーがとる能動的な行動のため、目的を満たす広告を表示することで費用対効果の高い広告出稿ができ、顕在層の獲得に最も向いている媒体といえます。
成果創出のポイント
リマーケティング用のユーザーリストを広告施策に利用することで、コンバージョン数増加につなげる
RLSA(検索広告向けリマーケティングリスト)の設定を活用
特定のサイトを訪問したことがあるユーザー向けに、検索広告をカスタマイズする機能ですが、コンバージョンしたユーザーと、特定のページに遷移したユーザーのみに設定し、配信を行っていないでしょうか?
弊社では、特定のページに設定することに加え、訪問してから何日目のユーザーであるかを”組み合わせリスト”で作成し、リストごとに入札の強弱をつけて配信をいたします。
図1の場合、1日~540日で同じリターゲティングリストを作成するのではなく、1,2-3日のリストを作成し入札を強めることで、よりコンバージョン数増加が見込める可能性が高くなります。(*参考図1)
また、Google Analytics(GA)と連携し、GAで取得したデータをもとに、リマーケティング用のユーザーリストを広告施策に利用しております。そうすることで、広告経由のみならず、[ページの読了率]や、[ページ内でクリックしたユーザー]などからリストの作成が可能であり、広告以外のユーザー情報も使用するため、よりコンバージョン数増加につながる可能性が高いです。
サイト訪問後のユーザーがコンバージョンに至るまでの期間
サイト訪問後、1,2-3日の期間でコンバージョンするユーザーが80%以上いることが分かる。
*図1
無駄なコストを防ぐ対策が効率化への第一歩
表示広告の掲載順位はオークション形式で決められますが、掲載順位(≒広告ランク)を決めるロジックはキーワードに対する「入札単価」と「広告品質」の掛け合わせです。
弊社では、「広告品質」に関わる指標である広告の関連性(キーワードと広告文の関連性の高さ)、ランディングページの利便性(サイトを訪れたユーザーが目的の情報をどのくらい簡単に見つけられるか)などを細かく確認し、何が理由で品質が悪いのかを分析し、品質が悪いことで必要以上に費用をかけることを減らす対策を行います。
広告品質に関しては、広告運用のみならず遷移先であるランディングページも非常に重要になってくるため、遷移先ページをどう改善していくかも合わせて伴走支援させていただいております。
2-2.ディスプレイ広告(リマーケティング)
潜在層向けブログでも記載した通り、ディスプレイ広告は幅広く広告を配信することが可能なため潜在層向きではありますが、リマーケティング広告に関しては、”一度サイトを訪問したユーザーに再訪問を促すことが可能な広告”のため、ディスプレイ広告の中でも非常にコンバージョンに繋がりやすい手法です。
成果創出のポイント
ユーザーごとにLP(ランディングページ)を変更することで、ナーチャリング形式でコンバージョン促進を行う
一度訪問したユーザーに対して、同じLPを見せても飽きられてしまう可能性が高いため、料金ページを見たユーザーにはAページ、サービス紹介ページを10秒以上見たユーザーへはBページなど、ユーザーごとにLPを変更することで、ナーチャリング形式でコンバージョン促進を行うことが可能です。LPを大量に作るとなると大変な作業になりますが、ページ制作も一貫して可能なパーソルだからこそ可能な運用方法となっております。
3.まとめ
今回は、顕在層に適した媒体と成果創出のポイントをご紹介させていただきました。
検索連動型広告の最大のメリットは、配信方法をコントロールできる事が挙げられます。リアルタイムで計測が可能なため、効果による停止・追加など調整ができます。また、ユーザーの属性や地域、PCやスマホなどのデバイスなど、細かくターゲットを絞ることも可能です。また、リターゲティング広告ですが、通常のネット広告に比べ興味のあるユーザーに訴求しやすいだけではなく、さらにターゲットの選定を行うことでより高い効果を実現できます。
今回ご紹介した弊社の事例の共通点は、緻密なターゲティングを行っていることです。どのような集客施策を行う上でも、ターゲティングの重要性は変わりません。常にユーザー目線で、ユーザーが求めていることを考えていきましょう。
パーソルビジネスプロセスデザインでは、ターゲットにしたいペルソナ像はどういった媒体の使用率が高いのか、サイト内でどういった遷移行動をするのかなど、ユーザー目線で考え、媒体の選定や訴求クリエイティブの伴走型のご支援をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。