【10社比較】SaaS営業・IT営業の代行・外注・アウトソーシングを依頼する企業の選定基準を紹介

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企業の成長と競争力を高めるためには、営業力の強化が非常に重要なカギを握ります。
しかし、営業力の底上げには多くの時間を割かなければなりません。
また、SaaS営業・IT営業となると営業力に加えてITの専門スキルや知識を持つ人材が必要になるため、時間・人材といったリソースを割かなければならず、自社のみで行うには難しい部分があります。
そんな悩みを解決するために検討したいのが、SaaS営業・IT営業の外注サービスです。
本記事では、SaaS営業・IT営業の外注サービスを検討している方に向けて、メリット・デメリットや外注先の選定基準をご紹介します。
最後までお読みいただければ、SaaS営業・IT営業の外注サービスに関する理解が深まり、より自社にマッチした外注先を選定できるでしょう。

目次

1. SaaS営業代行・IT営業代行を依頼するメリット

SaaS営業・IT営業代行を依頼する際に考えられるメリットは、以下の3点です。

1点目は「SaaS業界を熟知した即戦力人材を確保できる」という点です。
SaaS業界の営業は、専門的な知識や業界経験に加え、営業スキルを持つ人材が不可欠です。外注サービスを活用することで、すぐに結果を出すことができます。

2点目は「自社のリーチを超えて広範囲に営業活動を行える」という点です。
優れた商品・サービスであっても、自社の営業活動では商談まで進められる件数は限られます。外注サービスを活用すると、自社では到達困難な取引先へのアプローチが可能となり、新規開拓やマーケットシェアの拡大の可能性も向上します。

3点目は「データに基づく戦略の実行で成果を訴求できる」という点です。
SaaS営業・IT営業の代行企業は、データに基づくターゲティング手法を熟知していることが多いため、質の高いリードジェネレーションが可能です。また、リアルタイムでのデータモニタリングと分析により、迅速な意思決定と効果的な戦略改善を行うこともできます。

2. SaaS営業代行・IT営業代行を依頼するデメリット

続いて、SaaS営業・IT営業代行を依頼する際に考えられるデメリットをご紹介します。

デメリットは以下の3点です。
1点目は「社外への依存度が高まり、営業ノウハウの蓄積が困難になる」という点です。
営業活動を外注先に依存してしまうと、自社の営業部門がスキルやノウハウを蓄積しにくくなり、営業部門の成長が滞る可能性があります。

2点目は「社内情報の流出リスクがある」という点です。
営業代行のサービスを利用する場合、自社の情報を共有することはやむを得ず、流出リスクをゼロにすることはできません。そのため、流出リスクがあることを念頭にいれ、共有する情報を慎重に検討しましょう。

3点目は「費用対効果が十分に得られない可能性がある」という点です。
営業の対象となる商品の単価や利益率によっては、営業の外注により費用対効果が十分に得られない可能性があります。商材と外注費用のバランスをよく確認しておく必要があるでしょう。

3. SaaS営業代行・IT営業代行を依頼する企業の選定基準

ここでは、SaaS営業・IT営業の外注先を選定する基準をご紹介します。ポイントは以下の5つです。

・実績
・ターゲット層
・業務内容及び範囲
・CRM/MAツール
・報告の頻度・内容

3-1. SaaS業界での信頼できる実績があるか

1点目は「SaaS業界での信頼できる実績があるか」という点です。
SaaS業界は、専門知識やスキルが必要であるため、実績があるかどうかが非常に重要です。そのため、自社と似た事例が過去にあるかを導入前に確認することが必要でしょう。

3-2. 自社のターゲット層に適しているか

2点目は「自社のターゲット層に適しているか」という点です。
営業活動を行うにあたって、自社商材・サービスのターゲット層を明確に把握し、ニーズを確認する必要があります。
自社の求めるターゲット層にアプローチできる企業かどうかを確認することで、より自社に合った企業を見つけることが可能です。

3-3. 依頼したい業務内容・範囲に対応しているか

3点目は「依頼したい業務内容・範囲に適しているか」という点です。
外注先の具体的な対応可能タスクを確認することで、自社が最も必要としている部分のサービスを利用できる可能性が高まります。
また、アプローチ方法が適しているかを確認することで自社とのマッチ度が高い企業を選定することができるでしょう。

3-4. CRM・MA・SFAツールを利用しているか

4点目は「CRM・MA・SFAツールを利用しているか」という点です。
これらのツールの使用経験があるかを確認することは、代行業者自体の営業活動がデータに基づいて効率的かつ効果的に管理されていることの保証とも言えるでしょう。
効果的な営業活動を行っているのかを判断するための指標として重要です。

3-5.報告の頻度や内容は適切か

5点目は「報告の頻度や内容は適切か」という点です。
社外への依存を避けるために、報告やフィードバックを適切な頻度・内容で行ってくれる企業かを確認する必要があります。
また、報告の方法やどのコミュニケーションツールを活用するのかを確認しておくと、円滑なコミュニケーションを取ることが可能になるでしょう。

4. SaaS営業代行・IT営業代行を依頼できる会社10選

ここでは、SaaS営業・IT営業を代行可能な会社の10社を紹介します。

1. パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
2. 株式会社ジャパンプ
3. 株式会社スタジアム
4. 株式会社セレブリックス
5. EBAテック株式会社
6. 株式会社ウィルオブワーク
7. ビートレード・パートナーズ株式会社
8.セールスドライブ株式会社
9.株式会社プロセルトラクション
10. 株式会社グローバルステージ

4-1. パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は人材大手のパーソルグループの中核を担う会社です。
顧客の生産性向上を目的とし、セールスやデジタルマーケティング、人事コンサルティングなど幅広い事業を展開しています。SaaS営業代行領域においては、独自メソッド「B-AEMS」をもとにして属人的でない再現性の高い営業支援サービスを展開しています。営業組織の業務構築から実行まで一気通貫でのご支援を提供しています。

4-2. 株式会社ジャパンプ

株式会社ジャパンプは2011年に設立された営業代行会社で、幅広い業界に対応できることが特徴です。
主に「法人向け営業代行」「テレアポ代行・コール営業」「営業コンサルティング」の3つのサービスを展開しています。

4-3.株式会社スタジアム

株式会社スタジアムはBtoB×IT商材特化の営業代行会社です。
運営する「セールスパートナーズ」のサービス内容は「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」の3つで、課題に合わせてプロセスごとの依頼も可能となっています。

4-4. 株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックスは認知獲得から受注まで、営業・マーケティングのあらゆる場面での支援を展開しています。
大手企業からベンチャーまで業種・商材に問わず多数の支援実績があることが特徴の企業です。

4-5.EBAテック株式会社

EBAテック株式会社は制作・システム開発・広告・販促支援など幅広い事業を取り扱う会社です。
営業代行事業はIT分野に特化しており、顧客獲得から営業プロセス・営業パターンの構築まで支援を提供しています。

4-6.株式会社ウィルオブ・ワーク

株式会社ウィルオブ・ワークはBtoB特化の営業代行サービスを提供しています。
営業リストの作成・アポイント獲得・商談対応・クロージングまで幅広く対応し営業リソースや営業ノウハウの不足を解決します。

4-7.ビートレード・パートナーズ株式会社

ビートレード・パートナーズ株式会社は2009年に設立され、営業代行からコールセンターサービスまで幅広いサポートを提供している会社です。
顧客の営業課題のフェーズに合わせてサービスを組み合わせて活用できることが特徴です。

4-8.セールスドライブ株式会社

セールスドライブ株式会社はSaaS・コンサルティング・アウトソーシングなどの事業を行う企業向けの実績が豊富な会社です。
完全成果報酬型営業代行が特徴で、営業フェーズのあらゆる活動のサポートを提供しています。

4-9.株式会社プロセルトラクション

株式会社プロセルトラクションはBtoB新規事業に強みがある会社です。
立ち上げからスケールまで、最適なセールス・マーケティングソリューションを提供し、顧客獲得から顧客伴走の実行まで行います。

4-10.株式会社グローバルステージ

株式会社グローバルステージは主に「事業開発支援」と「人材採用支援」のサービスを提供しています。
新規事業及び新規開拓営業が強みで、法人営業・個人営業のいずれにも対応可能であることが特徴です。

5.パーソルビジネスプロセスデザインの支援事例

国内シェア率No.1のクラウドセキュリティサービスの開発・販売を行っている企業様の営業業務の設計から弊社へ委託していただきました。
お客様の抱えていた課題は「対象部門が特定できていない商談に行っても、セキュリティ商材を主幹とする会社が別なことも多く、キーマン特定ができていない」といったものでした。
この課題に対して、弊社はナーチャリングによる有効商談数に着目。 顧客セグメントを分け成功事例を創出し、成功事例が創出された注力セグメントにリソースを集中して良質な商談を生み出す、という施策を行いました。 施策の中で、この商材では従業員数100名以上×製造業の有効商談率が高い、ということが判明。 「勝ちパターンの見える化」を実現し、このセグメントに向けた新規商談獲得をインサイドセールスとして集中的に支援しました。
その結果、ひと月あたりの有効商談数を「10件⇒30件」の約3倍に増加させることに成功しました。
この企業様には上記以外にも、既存顧客の解約防止(カスタマーサクセス)やバックオフィス最適化など、営業組織に関するさまざまなご支援を実施しています。
ただ営業代行を実施するだけでなく、営業課題・商材・ターゲットに合わせた最適な業務を構築し、その実行から分析および改善ポイントの抽出まで一気通貫で行うことができるため、お客様にとって再現性の高いナレッジを共有することが可能です。そのため、自社に営業ノウハウの蓄積が可能となり、外注サービスを活用するデメリットを解消できるということはパーソルビジネスプロセスデザインの強みと言えます。

6.まとめ

今回はSaaS営業・IT営業代行におけるメリット・デメリットと外注先の選定基準のポイントをまとめました。
メリット・デメリットを明確に把握し、外注する業務内容やターゲット層などを確認することで、営業効果はより一層高まっていくでしょう。
最適な外部パートナーを選定できれば、新規顧客の獲得を通じて新しい市場への迅速な進出が可能となるだけでなく、顧客との信頼関係を構築し顧客満足度が高まることによるリピートビジネスの促進、ブランド価値の向上、財政的な安定など多くのメリットを享受でき、企業全体の成長と成功につながります。
まずは資料請求などの情報収集から始めてみてください。外部パートナの力を活用しながら営業活動を強化し、ビジネスの拡大・成長の加速を実現していきましょう。

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