【未導入企業向け】SNSアカウント運用はじめてみませんか?
SNSの企業アカウントと言えばtoC向けのイメージでしたが、近年はtoB企業も多く運用しています。
企業がSNSアカウントを運用するメリットやSNS広告との違い、SNSアカウント運用でやるべきことについて解説します。
目次
- 1.そもそもSNSって?
- 2.SNSの種類
- 3.企業がSNSアカウントを運用するメリット
- 4.SNS運用開始時のお悩み例
- 5.SNSアカウント運用とSNS広告の違い
- 6.SNSアカウント運用の依頼先選定
- 7.まとめ
1.そもそもSNSって?
SNSとはソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、 web上で社会的ネットワーク(ソーシャル・ネットワーク)を構築可能にするサービスのことです。
1990年代にオンラインコミュニケーションから始まり、現在ではスマートフォンにアプリをダウンロードするだけで手軽に利用できることもあって、多くの媒体が存在します。
2.SNSの種類
代表的なものは、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINE、LinkedIn、TikTokなどがあります。 日本国内だとLINEの利用者数が多く8,900万人の利用者がいます。 グローバルで利用者数が多いのはFacebookで、なんと世界中に29.1億人もの利用者がいます。
3.企業がSNSアカウントを運用するメリット
それでは企業がSNSを利用するメリットは何でしょうか。 企業が自社のことや自社サービスをプロモーションする方法はテレビCM、web広告など様々な手法があります。 SNS運用もプロモーション手法のひとつであり、ユーザーへの認知拡大やユーザーとの関係性強化の強みがある手法です。
SNS運用をまだ実施されていないようであれば、自社サービスをプロモーションする際の手法として検討してみてはいかがでしょうか。
4.SNS運用開始時のお悩み例
実際にSNS運用を始めようとした場合によく聞くお悩みは大きく以下2点です。
1.そもそも何をすれば良いのかわからない
2.どのSNSを運用したら良いかがわからない
4-1. そもそも何をすれば良いのかわからない
まずは、どんなSNSアカウントにしたいかを設計してから、運用フローにのせて投稿をしていきましょう。 可能な場合は、投稿後の効果測定まで実施できるとより良いでしょう。
■SNS運用に必要なことの代表例
アカウント設計
└ 競合アカウント調査
└ ターゲットの策定
└ KPIの設計
運用フローの作成・実行
└各ガイドラインの整備
└投稿案作成
└投稿スケジュール作成
└投稿作業
└投稿コメントへの対応(★炎上防止対応含む)
効果測定
└データの分析
└改善案策定・施策実装PDCA
■投稿コメントへの対応(炎上防止対策)
投稿コメントへの対応は、通常のwebサイト運用にないSNS運用独自の対応と言えます。炎上防止のためにもきちんとやっておきましょう。
コメント対応の例
・ご指摘へは真摯にお礼と改善のコメントをする
・無関係コメントや個人情報を含んでしまっているコメントは削除する
・削除をすることで炎上につながってしまう可能性があるコメントは何もしない
など 上記の例のように、企業アカウントを運用する際のコツが必要になります。
4-2. どのSNSを運用したら良いかがわからない
見て欲しい対象者の年代や、プロモーションの目的にあわせて選択しましょう。 企業がSNSアカウント運用する際に利用されることが多いSNSについて、
年代別・目的別の特徴を紹介します。
■X(旧Twitter)
・若年層を中心にコミュニケーションが盛ん
・メーカー企業のフランクなSNS運用がトレンド
・匿名性のため炎上リスクもあることに注意が必要
■Facebook
・実名登録のため信頼性が高い
・年齢・性別ともの幅広い層へリーチできる
・BtoC/BtoB、国内/海外幅広く活用できる
■Instagram
・F1層(20-35才女性)の利用者が多かったが、男性も急増している。
・画像や動画などのビジュアルに特価したSNSなので、投稿内容の世界観やオシャレさが求められる
・海外ユーザーへのアプローチにも効果的
■LINE
・日本国内のメッセージアプリとして最も利用されているSNSである
・年齢・性別ともの幅広い層へリーチできる
・他SNSを利用していないユーザーが多数存在している
・クーポン機能などO2O施策としても効果的
プロモーション対象者の年代や、プロモーションの目的にあわせて選択していくことが有効です。
5.SNSアカウント運用とSNS広告の違い
SNS運用を広告手法の一つと混同されないために、ここで両者の違いについて整理します。SNSアカウント運用と似ているのですが、SNS広告というプロモーション手法があります。
SNS広告は、タイムラインなどに意図した広告を掲載する手法であり、 SNS広告はアカウントを知ってもらいフォロワーを増やすことに優れています。
広告をSNSにて配信する場合は広告費用が必要になりますが、 SNSアカウント運用で今後届けていくメッセージを、多くのユーザーに見てもらうためには非常に有効な手段であり、 特にフォロワーが少ない初動のタイミングなどで活用されるケースが多いです。
広告出稿時には媒体ごとの特色を踏まえたうえで、ペルソナを設定しておきましょう。
6.SNSアカウント運用の依頼先選定
SNSアカウント運用は企業の自社社員で実施することも可能ですが、SNSアカウント運用の専門家に依頼するケースも多いです。
下記の1~4を判断基準として、依頼先を選定すると良いでしょう。
1.自社独自のノウハウを提供できるか
2.同業界のSNS運用実績があるか
3.フォロワーが増えやすい投稿を提供できるか
4.費用対効果に合ったSNS運用を実施できるか
7.まとめ
今回はSNSアカウント運用について、SNSの種類や企業がSNSアカウントを運用するメリット、よくあるお悩みについて解説しました。 SNSアカウント運用について未導入である場合は新たな取り組みの一つとして検討してみてはいかがでしょうか。