MAツールの選び方|MAツールとは?おすすめのMAツール9選を紹介
マーケティング活動を自動化できるMAツール。
気になってはいるものの、どのMAツールを選択したらよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、おすすめのMAツールや運用事例を紹介します。
今以上に見込み顧客の育成・選別を効率的に行いたい方は、自社に適しているMAツールを比較しながら、ぜひご検討ください。
MAツールの基本機能や選び方を知りたい方はこちらで紹介しているので、併せてご参考ください。
目次
- 1.おすすめのMAツール9選
- 1-1.Adobe Marketo Engage
- 1-2.Account Engagement(旧:Pardot)
- 1-3.HubSpot
- 1-4.SATORI
- 1-5.KARTE
- 1-6.b→dash
- 1-7.Bow Now
- 1-8.サスケLead
- 1-9.Kairos3
- 2.MAツールの比較表
- 3.MAツールの運用事例
- 4. まとめ
1.おすすめのMAツール9選
MAツールを導入する企業は年々増加していますが、ツールによって料金やサポート体制、機能などが異なるため、自社の導入目的を把握し、一番マッチしたツールを選択することが重要です。
1-1.Adobe Marketo Engage
Adobe Marketo Engageは、アドビ株式会社が提供するMAツールです。世界39カ国以上の企業で約5,000の顧客導入実績があります。
日本でも2,000名以上のユーザーが活発に交流しています。 クロスチャネルで顧客の分析や見込み客の獲得・購買プロセスの可視化を行います。また、AIを用いてwebエクスペリエンスや、ランディングページ、電子メールなどをパーソナライズできます。
初期費用や月額費用は公開されていないため、窓口にお問い合わせください。
1-2.Account Engagement(旧:Pardot)
Account Engagement(旧:Pardot)は、セールスフォース社が提供するMAツールです。 リードジェネレーション、リードナーチャリング、リードクオリフィケーションの一連の流れを支援し、商談の制約率を高めます。
初期費用は公開されておらず、月額費用がプランによって異なります。
・150,000円(Growth)
・330,000円(Plus)
・528,000円(Advanced)
・1,800,000円(Premium)
1-3.HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供するツールです。167,000社を超える実績があります。 機能性が高いことに加えて、カスタマーサポートが充実している点も魅力です。チャットやメール・電話など様々な方法で疑問を解消してくれます。個別のコンサルティングを受けることも可能です。
初期費用は公開されておらず、月額費用がプランによって異なります。 無料プランも用意されています。
・月額0円(FREE)
・月額2,160円(Starter)
・月額96,000円(Professional)
1-4.SATORI
SATORIは、SATORI株式会社が提供するMAツールです。1,500社を超える企業で導入され、国内認知度No.1を誇っています。 一般的なMAツールでは、問い合わせなどで入手した個人情報に基づいてアプローチを行いますが、SATORIは実名客へのアプローチだけでなく、自社サイトに訪れたお問合せ前の匿名客へのアプローチすることが可能なため商談機会を最大化します。
料金は初期費用300,000円+月額費用148,000円でご希望の利用開始日にあわせ、アカウントを提供し、すぐに利用可能です。
1-5.KARTE
KARTEは、株式会社プレイドが提供するMAツールです。 リアルタイムのデータと過去データをお客様ごとに統合できます。顧客を深く、直感的に理解することで、顧客体験の進化を生み出します。 分断しているデータを繋ぎ、あらゆる顧客接点での活用の促進が可能です。顧客一人ひとりの状況に合わせたコミュニケーションを実行し、サービスの体験価値を高める特徴があります。
初期費用や月額費用は公開されていないため、窓口にお問い合わせください。
1-6.b→dash
b→dashは、株式会社データXが提供しているMAツールです。 業界初の「データパレット」機能が搭載されており、SQLを使うことなく、データの連携から抽出まで画面操作で行えます。操作手順がステップ表示されるうえに、各機能にチュートリアルも用意されており、誰でも使い方を覚えることが可能です。
さまざまなテンプレートが用意されており、データ準備から分析までテンプレートを選ぶだけで、データマーケティングを行えます。具体的には、データ加工やターゲットセグメント・定型レポート・シナリオなどのテンプレートがあります。
初期費用や月額費用は公開されていないため、窓口にお問い合わせください。
1-7.Bow Now
Bow Nowは、クラウドサーカス株式会社が提供するMAツールです。 いきなり業務の自動化を目指すのではなく、自動化に至るまでのプロセスを効率化できる点が特徴です。13,000社を超える企業のサポート経験を活かした自動化までのテンプレートを提供しています。
テンプレートを使用しながらPDCAを回すことで、自社独自の最適なプロセスを特定可能です。なお、フリープランを除き、最低利用期間は1年と設定されています。
初期費用は公開されておらず、月額費用がプランによって異なります。
・月額0円(フリー)
・月額12,000円(エントリー)
1-8.サスケLead
サスケLeadは、株式会社インターパークが提供するMAツールです。国内1,000社以上に導入されている顧客管理システムを基盤としたクラウドサービスです。 リードデータ(潜在顧客・見込み顧客)専用の顧客管理システムとアウトプット機能により質の高いリードナーチャリングを実現することが可能です。
例えば、顧客に関するすべてのリードデータを一元管理して、分析を行い、リードへの効率的なアプローチ手法の選択を実現します。
アカウント料金(1アカウント)
月額1,000円
基本料金は月額50,000円
1-9.Kairos3
Kairos3は、カイロスマーケティング株式会社が提供するMAツールです。 最大の魅力は、初期費用・月額費用ともに低価格であることから導入しやすいことです。
月額費用は15,000円から120,000円まで8段階に分かれており、毎月の保有リード数や月間PV数・月間メール送信数に応じて適用されます。
なお、最低利用期間は6ヶ月に設定されています。 初期費用は10,000円、月額費用は8段階に分かれており、15,000円~120,000円です。
2.MAツールの比較表
おすすめのMAツールの料金や機能を一覧で紹介します。
以下の表は、国内で使用されているMAツールのシェアランキングです。
国内では多くの種類のMAツールが提供されているものの、シェアランキング5位までのツールが約67%の使用率を占めています。
以下の表は、おすすめツールの料金をまとめたものです。
紹介しているツールの多くは、初期費用と月額費用1ヶ月分を合わせると100,000円を超えます。
3ヶ月分の利用料を100,000円以内に抑えたい場合は、「HubSpot」と「Kairos3」がおすすめです。
3.MAツールの運用事例
MAツールの運用事例として、パーソルビジネスプロセスデザインがご支援した事例を紹介します。
とあるパッケージの開発・販売をしている企業様では、Adobe Marketo Engageを活用して、営業プロセスの最適化を図っていましたが、上流のマーケティングから営業、カスタマーサクセスといった領域全体の最適化に課題感を感じていました。
営業はリードのフォロー以外にカスタマーサクセスまで幅い業務を行っており、業務効率・生産性がなかなか上がらず、業務改善しようにもシステムや情報連携という観点で業務の全貌が見えず難しい状況でした。リード供給を行なっているマーケティングは、質の良いリードを供給できているのかが見えていませんでした。
そこで、パーソルビジネスプロセスデザインは、営業プロセスを整理・再構築し、データドリブンマーケティングの実践を開始します。 その結果、営業プロセスの改革を達成し、40%工数削減に成功しました。今ではあらゆる施策から獲得したリードをスコアリングし、アプローチ順位付けができるようになりました。工数を削減した分、コンテンツ内容を吟味する企画業務に時間を割けています。 より詳しく事例について知りたいという方は、こちらの記事もご覧ください。
4.まとめ
MAツールによって、特徴や料金形態、契約はそれぞれ異なります。 自社に必要な機能や体制に合ったツールはどれなのか、ぜひ本記事で紹介したMAツールを参考に検討してみてください。
ちなみに、パーソルビジネスプロセスデザインではMAツールの導入・運用支援をおこなっています。
・MAツールの選び方をくわしく知りたい
・MAツールの操作方法を教えてほしい
・MAツールを導入する際、社内説得はどうすればよい?
このようにお考えの方は、ぜひパーソルビジネスプロセスデザインにご相談ください。
※掲載している料金は記事作成時点のものです。