DMPを用いたデータ利活用のご支援により施策運用のPDCAが高速化した事例

Marketing Tech

事例のポイント

・DMPを活用したマーケティング施策運用のPDCA高速化に向けた環境構築
・KPIに紐づいた施策の効果検証が可能に

DMPを活用したマーケティング施策の展開が必要だったが、施策運用のPDCAが回せていなかった

あるメディア企業様では、DXの推進に向けてDMPを活用したマーケティング施策の展開が必要でした。しかしDMP構築後、実際に施策に移すための可視化・分析ができる人員が限られており、肝心の施策実行に着手できていませんでした。また、KPI指標に基づいた評価方法が確立されておらず施策の効果が検証できない状態でした。

しかし、ある取り組みによって施策運用のPDCAが高速化し、KPIに紐づいた施策の効果が検証できる状態に。
その改善とは…?

パーソルプロセス&テクノロジーからの3つのご提案

お客様の目指す姿と現状のギャップ調査を行った結果、段階を追って目指す姿を整備することが必要と判明しました。そこでロードマップを策定し以下3つのステップでプロジェクトを進行していくことをご提案いたしました。

ご支援内容

① データ設計・抽出

SQLを用いたデータ取得業務
DMP構築後、SQLを用いてデータを抽出・結合することが必要でしたが、データの構造や事業内容を理解しながら且つSQLが書ける人員が限られており、企画を考えることはできるものの肝心なデータ抽出ができずDMPを活用できていませんでした。

そこで我々は、まずは経験・スキルを持ったデータアナリストによる現状整理を行い、顧客業務の理解を深めながらDBやテーブル、カラム構造を調整・整理したものをドキュメント化し、データ抽出できる状態を構築いたしました。

② 可視化業務構築

・KPIツリーの各指標をtableauで可視化
・定性・定量データより指標決め支援・気付き発見の共有
環境構築の次は、データ分析と施策PDCAサイクルの実装を行うために、ダッシュボードを構築し効果を可視化する必要があります。しかし、分析に必要となるデータ要件定義に必要な情報は資料化されておらず、担当者に属人化されている状態でした。

そこでKPIとしてみるべき指標とデータの特性を整理し、約50指標のKPI項目とデータの関連性やデータソースを調査し、ドキュメントに残しながら試験運用ダッシュボードの構築を行いました。

③ データ分析

・データ要件定義、分析業務、基盤構築
・ダッシュボードのフレーム作成及び、中間テーブル作成支援
DBエンジニアを増員し、見るべきKPI項目に優先度をつけてダッシュボードを順次開発していきました。ダッシュボードの設計により、リアルタイムかつスピーディに活動状況を把握してすぐに施策を展開することが可能となります。
また運用を回しながらデータアナリストが分析を行い、施策のPDCAが回り始めた状態を実現しました。

データ活用支援コンサルティングと環境構築により施策の効果検証できる状態に

PDCA高速化に向けた運用構築をワンストップでご支援
施策のセグメント化やダッシュボード構築を要件定義から行う上流工程と、SQLでデータ抽出といった運用までワンストップで行い、施策運用のPDCAの高速化に向けた環境を構築いたしました。また、KPI指標からドリルダウンし取得データの要件定義を行い、施策評価にあたって過不足がない状態を実現いたしました。

データ抽出業務にひっ迫せず、施策のPDCAを回せていますか?

マーケティング施策をDMP活用しながら行うには、環境構築やミッションを理解できるリソースの確保や育成が難しいものです。
DMPを活用したマーケティング活動においてお悩みをお持ちの方は、些細なことでも構いませんので、ご相談をお待ちしております。

※本事例の担当者へご相談を希望される場合は、以下よりお問い合わせください。


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