サイトUI改善のPDCA支援によりCV数が前年度より20%アップした事例

Marketing

事例のポイント

・顧客の態度変容を可視化し、定量指標ベースで改善を実施
・ABテストを繰り返すことによって最適なUI設計に到達し、CV数が20%アップ

CV数を増やすためにサイトの改善を考えていたが、データ分析の知見がなかった

飲食店の予約サイトを運営しているある企業様では、予約数20%アップを達成するためにサイトの改善を考えていました。しかしデータ分析の知見がない、かつ、KPI設計やPDCA体制が整っておらず、改善施策に手がつけられない状態でした。

しかし、ある取り組みによって予約数が前年度より20%UP。
その改善とは…?

パーソルプロセス&テクノロジーからの3つのご提案

①サイトの方向性や目的の再設計

まずは目標達成に向けた施策を考えるために、コンセプトダイアグラムを作成しました。
※コンセプトダイアグラムとは
サイトの全体像を可視化するために、顧客の態度変容と企業の施策を図解したもの

顧客の態度変容と解析したデータを照らし合わせることによって、より効果的なCVが見込める

目標達成のためにはサイトを”使ってもらう” ”ファンになってもらう”ことが重要なため、顧客視点を持ったUI改善が必要でした。そのためコンセプトダイアグラムを作成し、予約数を増やすための課題のピックアップを行い、どのデータを用いてサイトUIを改善するべきか方向性を明確化しました。

 

② ビジネスロードマップを用いたKPI設計

前年比から割り出された目標(予約数20%アップ)は設定されていましたが、プラン到達率の計測方法が設定されておらず数値化できていない状態でした。そのため目標を達成させるためにどんな施策を考えるべきか、ブレイクダウン出来ていませんでした。

上記で発生していた問題に対し、我々は目標を達成するための試算、目標へのアプローチ方法を組み立てました。まずは予約完了までの遷移を追ったビジネスロードマップを作成しました。

マップ化をすると離脱部分が見えるようになり、動線分析をすることで課題箇所を把握することが可能になります。
マップの各遷移ステップを可視化してKPIを設計し、予約数20%アップに向けた施策を実行できる状態を構築しました。

 

③ データアナリストによる施策後のデータ解析を実施

目標に向けた施策の実施は出来るようになりましたが、担当者の分析ノウハウがなかったため施策に対する効果検証ができない状態でした。そのためデータアナリストによる施策後の解析を実施いたしました。サイト改修は変化が分かりづらいため、何度もABテストを繰り返し効果を出すための要素を洗い出しました。また、担当者へデータ活用における着眼点やリテラシー向上に向けたレクチャーを行い、内製化への準備を整えました。

サイトUI改善のPDCA支援により、CV数が前年度より20%アップ

カスタマー視点に基づくサイト構築を実現

コンセプトダイアグラムによる顧客の態度変容の可視化と、ビジネスロードマップを用いたKPI設計により、定量指標ベースでの改善施策の実施を実現しました。
最終ゴールである「予約」まで遷移してもらえるようなデザイン改修やサイト上機能の活性化など、ユーザビリティに配慮したコンテンツ施策を実施したことにより、予約数は前年比120%アップを達成いたしました。

顧客主導でのPDCA体制を構築

KPI設計~サイト分析~UI改善案策定~UI改善実装後の効果検証を実施したことで、施策のPDCAサイクルを回すことに成功しました。
サイトの方向性や目的の再設計、KPIの設計をしたことで、部署全体で達成状況を共有できるようになりました。また、担当者向けにデータ活用ノウハウの共有や分析方法のレクチャーを実施したことで、今後は自社内でUI改善のPDCAを回せる環境を構築いたしました。

ユーザビリティに配慮したサイト構築ができていますか?

自社のターゲットとなるユーザーが何を求めているのか、日々考え分析を続けることで、結果としてユーザビリティの高いサイトになります。どうしたらより良いサイトが作れるのか、正解はないと思いますが、まずはターゲットユーザーの事をとことん知り尽くすことが、良いサイト制作に繋がってくるのではないでしょうか。

Webサイト改善においてお悩みをお持ちの方は、些細なことでも構いませんので、ご相談をお待ちしております。

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