B-AEMS Cloud:1.B-AEMSの概要と管理ツール

Marketing Sales

今回のシリーズでは、パーソルプロセス&テクノロジーの独自のセールス/マーケティングメソッドである「B-AEMS」の運用実績管理をクラウド上のシステムで実現した「B-AEMS Cloud」についてご紹介させていただきます。

セールスアウトソーシングサービスの詳細でもご紹介しておりますが、パーソルプロセス&テクノロジーでは、13年間約130以上のセールスプロジェクトで培ってきた実績・ノウハウを蓄積した独自のセールス/マーケティングメソッド「B-AEMS」を保有しております。
今回のシリーズでは、「B-AEMS」について、改めて概要をご説明させていただくと共に、「B-AEMS」の運用実績管理をクラウド上のシステムで実現した「B-AEMS Cloud」についてご紹介させていただきます。

「B-AEMS」で実現するプロジェクト品質の標準化

パーソルプロセス&テクノロジー独自のセールス/マーケティングメソッドである「B-AEMS」は、セールスプロジェクトの立上げから運用までのマネジメントと、プロジェクト品質の標準化・底上げを目指すガイドラインを基盤とした営業課題解決を体系化したツールです。「B-AEMS」は営業戦略/プロジェクト構築におけるメソッドであるOS(オペレーションシステム)層と、提供サービスごとのプロジェクト運営におけるセールスメソッドであるアプリケーション層から構成されます。また、実際のプロジェクト活動の状況を踏まえてブラッシュアップを行うため、「使えるメソッド」であることも特長となります。

B-AEMS

プロジェクト品質標準化の必要性

例えば、セールスプロジェクトを多く抱えた企業の場合、いわゆる上位実績プロジェクトと下位実績プロジェクトでは、同じリソースでも成果に大きな開きが出ることが懸念されます。
このような場合、上位実績プロジェクトに属人化した潜在ナレッジを一定の基準に基づいて顕在化し、以下の各プロセスをガイドライン化したうえで各セールスプロジェクトで共有することにより、プロジェクト全体の底上げを図ることができます。

【ガイドラインプロセス】

▶︎営業戦略/戦術立案

▶︎営業プロセス設計/構築

▶︎営業活動のマネジメントサイクル運営

これらの一定の基準を定義したのが「B-AEMS」です。また、「B-AEMS」はプロジェクトの計画段階における評価と、一定期間ごとの実績評価を数値で定量化することにより、自プロジェクトだけでなく、他プロジェクトとも相対的に評価の可視化を行うことも可能です。

また、副次的な効果として、以下のような活用イメージも想定されます。

▶︎業務構築フェーズ:セールスプロジェクト業務構築の標準化

▶︎プロジェクト運用開始フェーズ;新任PL、SVのプロジェクト着任時のプロジェクト立上げ支援

▶︎プロジェクト運用フェーズ:営業活動のパフォーマンス、クオリティの向上と平準化

デジタルマーケティングへの親和性

以前のコラムで紹介させていただきました、見込み客育成(リードナーチャリング)サービス「B-MA」も「B-AEMS」の一部機能となります。
「B-MA」は「B-AEMS」メソッドのうち、「デジタルマーケティング」領域に該当します。特に自社Webサイトを活かしたOwned Mediaによるマーケティングに関するプロジェクトに対して効果を発揮できます。

また、「デジタルマーケティング」領域に関しては、アプリケーション層の一部ではなく、プロジェクト構築時の戦略立案を担うOS層の「セールスストラテジー」に転用することも可能です。

具体的な例として、デジタルマーケティング施策の一つである顧客の自発的なアクションを目的とした「インバウンドマーケティング」を実施する場合において、特に重要となってくる顧客セグメントの設定などは戦略立案に応用できる要素となります。

B-AEMS-Cloud

「B-AEMS」で実現するプロジェクト品質の標準化

綿密に設計したメソッドや詳細に入力したプロジェクト情報も、効率的に管理できなければ状況の把握はもちろん、ネクストアクションに反映させることはできません。
ましてや、集計作業に負担がかかるようですと、せっかくプロジェクト管理の円滑化を推進したはずなのに、工数の差引で意味のないものになってしまいます。

このようなプロジェクト管理の入力・集計作業をクラウド環境でシステム化したものが「B-AEMS Cloud」です。

次回は「B-AEMS Cloud」の詳細についてご説明させていただきます。

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