株式会社NTTデータ関西 ビジネス上のリアルデータを使った研修でマーケティングの課題を可視化

Marketing
株式会社NTTデータ関西
事業内容
関西エリアを中心に、全国の自治体や民間企業、インフラ関連、金融など幅広い業界のクライアントへのデータ通信システムの提供、開発案件を手掛ける。ITに関する経営・業務のコンサルティングサービスや、情報システムの企画・導入から運用・保守・活用支援まで幅広いビジネスを展開している。
取引先

経営企画部 坂本様  法人推進部 平山様、田中様

利用サービス
デジタルマーケティング研修サービス

本事例のポイント

① 当社経営企画部マーケティング部門とパーソルビジネスプロセスデザインと協同でカスタマイズ

② リアルデータの利用で各ビジネスのマーケティング施策につながる研修

背景・概要・課題

研修サービス導入に至るきっかけ

坂本様:競争環境も変化する中、社会全体がデジタル化にシフトしており、当社でも全社を跨ぐマーケティング部門が強力に推進しています。社員教育も重要視しておりますが、マーケティング施策の実行と社員教育の両輪にはリソースが不足していました。社内全体のナレッジ向上と意識の浸透、そして目線を合わせたマーケティングにドライブをかけるため、このたび研修を依頼しました。
社内のみの知見だけではなく、外部の知見も含めた多角的な視点を得ることは持続的な成長にも繋がり、ナレッジに厚みや幅がでるとも考えていました。

 

パーソルビジネスプロセスデザインに選定いただいた際のポイントや決め手を教えて下さい

坂本様:研修検討時期より初回の研修受講メンバーは、既にデジタルマーケティングに関する知識がある現場推進者を主体としていました。そのため、概念的なもののみを伝えるだけではなく実務に有効である研修サービスを検討しており、5社ほどにお声がけさせていただいた中からパーソルビジネスプロセスデザインに依頼しました。

パーソルビジネスプロセスデザインとは他のビジネス領域で業務委託の実績もありましたが、「研修実施」が目的にならない、身になるものにしたいという研修企画運営側の想いがあったため、過去の契約実績が決め手という訳ではありません。

選定のポイントは2つでした。
ひとつ目は、実践的なビジネスに対するサポートの知見が多いこと、つまりマーケティングをビジネスとされていることで、机上だけでは語れないノウハウがあることです。
ふたつ目は、当社の要望に対するレスポンスが早く、柔軟性の高い提案をしてくれたことで、協力関係を築き進めていけると感じ依頼させていただきました。

 

 

ビジネスの実態に沿った研修カスタマイズ

ご支援時はどのようにプロジェクトを進めていったのでしょうか。

坂本様:研修は全5回、我々に必要な内容を抜粋し計画しました。当社運営側となる経営企画部に全社マーケティング専門部門もあることから、社内マーケターの意見やアドバイス、資料提供やメッセージの修正要望にも柔軟に対応いただけたことは研修受講者にとっても非常にいいものでした。各回実施前の打合せへの対応も迅速かつ丁寧でした。

研修内容は網羅的でボリュームもあったので、情報の取捨選択を行い、受講者にとって、よりわかりやすく知識が浸透しやすい内容となるように修正に修正を重ねていただきました。
また、各回の研修後には、受講者にアンケートを取り、当社運営側からは話す内容やスピード、強調項目など細かい要望まですり合わせ、次回への改善を行いました。
当社側の意図や要望に沿った資料・内容となるよう、パーソルビジネスプロセスデザインの担当者や上長の方が常に前向きに調整してくれた印象です。ここまで柔軟にカスタマイズしてもらえる先は他にないと言い切れます。

 

受講者の声(法人推進部)

研修受講前の課題感はどのようなものでしたか?

平山様:実施している施策が何につながるのか、施策間のつながり、マーケティングの全体感がメンバーの中でも認識が異なっていました。共通言語で話せるような状態で目線を合わせたいと感じていました。

田中様:実作業を行う中でマーケティングが自己流になっている部分も少なからずあり、研修を通して一般的なセオリーを学ぶことで改めて整理できればと思っていました。

研修受講時に気づいたことやこれまでの研修との違いはございましたか?

平山様:自社データを使った分析・評価を行ったワークは、内容が普段行っている業務に近く理解しやすかったです。自分たちで分析を行い、課題として感じていた部分に対して講師側からも指摘があったことで答え合わせにもなりましたし、研修の中で取り扱えたことでより理解が深まったと感じています。グループワークの時間内で掘り下げきれなかった部分は日々の中で改めて時間をつくって検討し、実際の施策に活かしたいと思っています。

平山様・田中様:今まで受講した外部研修は、一般的な知識のインプットでしたが、ここまで当社の実態に即した内容ではありませんでした。

田中様:今回全体内容を網羅した研修を受けられたことで、自分の中でわかっていた部分、認識違いをしていた部分が改めて明確になりました。マーケティング各フェーズの研修を通して受けることで、知識が繋がり、全体像がとらえやすくなったと感じました。

研修受講後の成果ついて教えてください。

平山様:法人推進部はメンバー全員で受講したということもあり、社歴に関わらずメンバー全員が同じ知識、同じ目線を持ってコミュニケーションできるようになり、より意欲的に動けていると感じています。
実務に活かすという観点では、方針や施策の理解と展開のための社内説明において、言語化の部分や、施策に関するエビデンスの示し方について、ヒントをもらえたと思っています。

坂本様:研修受講後は研修内容や知識を通じて、同じ部署のメンバーだけではなく他部署の受講者との間にも共通言語ができました。会社として持続的成長を図るためにも、必要な研修として毎年継続する予定です。

 

今後の展望

ご支援中に気づいた事・評価頂けているポイント

坂本様:デジタルマーケティングという領域はとても広く専門性も高いです。社内研修を実施しようと思っても、研修コンテンツ制作に稼働工数がかかります。世の中にアセット化されている多くのマーケティング研修は、専門に特化した部分的な研修か、全てを網羅するが、その全てにおいて浅い内容であるケースが多いと調べていて改めてわかりました。パーソルビジネスプロセスデザインのように全体を深く網羅した上でクライアントにフィットさせていく研修サービスはかなり希少だと言えます。

本来、どのような研修でも実務への成果として昇華させるべきです。実際にビジネスとしてマーケティング全域を展開されているパーソルビジネスプロセスデザインには、実践から培ったノウハウがあり、それは差異化された強みだと思います。そのビジネスのフロントプレイヤーやマネージャーが講師を務められるため、受講側の企業理解や類似産業の事例から、フォーマットではない実態に即した研修内容に柔軟にカスタマイズができるのだと思います。

今後の展望について教えてください。

坂本様:今回はデジタルマーケティング知識を参加社員に知ってもらえる良い機会となりました。今はそれぞれが研修の内容を踏まえ、担当しているサービスの課題特定や解決策の検討を行っている最中です。数字としての成果はこれからですが、課題の顕在化フェーズで変化があったのではないかと思います。 

今回、全部署から選抜した社員を対象としましたが、毎年継続的に研修を実施することで、受講者が担当するビジネスに対して課題意識を持ち、現場で改善に向かう仕組みが出来ると考えています。また更に実践に踏み込んだ研修を検討し、KPIを達する伴走に近いOJTでより成果につなげていければと考えています。

今後のパーソルビジネスプロセスデザインに期待することがあれば教えてください。

坂本様:欲張りですが、今回の研修をお客様と近い未受講者に継続することで、知識を全社に展開・浸透させることに加え、ほぼ実践のようなブラッシュアップさせた研修を検討するときに強靭なサポートを期待したいです。

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