業界研究

2023年8月17日

キャリアチャレンジ制度の経験者が語る別の仕事に挑戦した理由と本音とは?

こんにちは!パーソルプロセス&テクノロジー(以下 パーソルP&T)新卒採用グループです。この記事では、「キャリアチャレンジ制度」の概要と実際に活用したパーソルP&Tの新卒採用担当の声をご紹介します。

 

キャリアチャレンジ制度とは、グループ会社や事業部の垣根を越え、「興味がある!」「やってみたい!」と思う職種に自ら手を挙げて挑戦する制度です。

社員一人一人が自分のやりたい仕事を見つけ、自分の“はたらく”を自分で決められるようにという想いから、「キャリアチャレンジ」と呼んでいます。

 

今回は実際にキャリアチャレンジ制度を利用してキャリアチェンジした社員にインタビュー!

「入社してから別の業務に挑戦したくなったら?」「社内で他の部門に興味を持ってしまったら?」など、ご自分のキャリアを自律的に築いていきたいと考える方にオススメです^^

 

聞き手

いいだまこhttps://twitter.com/mako_ppt24

 

2019年に新卒入社。コンサルティングコース(CO)で入社し、2年目の夏に志願して採用グループに異動。

新卒向け採用イベントの企画運営、採用ブランディングや社内の生産性向上の取り組みなどを担当後、4年目の10月にマネジャー着任。

現在はマネジメントとして採用をよりよいものにしていくために日々注力している。

 

キャリアチャレンジ制度経験者

山崎さん

 

2015年に新卒入社、プロセスデザイン(PD)コースに所属。ICTアウトソーシングやエネルギービジネス部門に8年間在籍。組織運営や人材育成に関わる中で採用業務に関心を持ち、キャリアチャレンジ制度によって2023年4月から新卒採用グループで活躍している。

 

打田さん

 

2020年に新卒入社しプロセスデザイン(PD)コースに所属、大手通信キャリアの運用支援や業務改善に従事。新人教育にも携わる中で学生に寄り添うサポート業務に興味を持ち、キャリアチャレンジ制度を活用して2021年12月から新卒採用グループに所属している。

 

キャリアチャレンジ制度で仕事はどう変わった?以前と現在の業務とは

 

-キャリアチャレンジする前後の業務について、それぞれ教えてください。

 

打田:

 

私は入社してからプロセスデザイン(PD)コースに所属し、大手通信キャリア会社様に対するアプリやサービスの安定運用と業務改善の支援に従事していました。具体的には、通信エラーによって何らかの障害が発生した際の迅速な対応などです。

 

通信エラーが生じると、エンドユーザーは電子書籍を読めなくなったり電子決済ができなくなったりといった事態に直面してしまいます。そのため、速やかに原因を確認しサーバーの再起動や関係者への連絡など、復旧に向けた対策を講じる必要があります。

 

また今後の業務改善につなげていくための提案も必要です。とても難しく知識が求められるため、通常の業務をしながら新人の教育も行う毎日でした。

 

キャリアチャレンジ制度で新卒採用グループに異動してからは、学生さんとの面談や説明会・イベントへの登壇などを担当しています。新卒採用グループに来てからまだ日が浅いですが、少しずつイベントの企画にも携わるなど業務の幅を広げるよう努力しています。

 

 

山崎:

 

私はプロセスデザイン(PD)コースのエネルギービジネス部門でプロジェクトリーダーとして様々な案件に携わってきました。官公庁の大規模プロジェクトにおけるPMO(Project Management Office)や大手電力会社のRPA(Robotic Process Automation)開発、それにヘルスケア実証推進サポートなどです。

 

PMOの役割はプロジェクトマネジャーの意思決定サポートやタスクフォース施策の牽引、複数リーダーの取りまとめに精算業務までバックオフィスを中心として多岐にわたります。RPA開発プロジェクトではパーソルP&Tのフロントとして顧客の業務整理や要件定義、それに自身が開発に携わる場合もありました。

 

ヘルスケア実証推進サポートはプロジェクト発足から関わったため、顧客との関係性構築にプロジェクトの運営・整備、また課題抽出に解決策の提示まで幅広い領域について日々模索しながら進める業務でした。

 

他にも、通常業務に加えて新卒入社した社員の研修用コンテンツ企画運営を担当し、新人教育にも携わっていたので、当時の経験は現在の業務にも役立っていますね。

 

キャリアチャレンジで新卒採用グループに異動してからは、打田さんと同様に学生さんとの面談や説明会・イベントへの登壇などを行っています。イベントや社員研修の企画にも少しずつ関わり始めており、実はこのオウンドメディアの運用にも携わっています。

 

(ご自身の経験を語る山崎さん)

 

 

別の仕事に挑戦したいと思った理由は?キャリアチャレンジ制度利用者が本音を語る

 

-おふたりともPD(プロセスデザイン)コース時代とは全く異なる業務への挑戦ですが、キャリアチャレンジ制度を利用したのはどのような理由からでしたか?

 

山崎:

 

自分の求めるキャリアを実現できる制度と感じたためです。私は2015年に新卒入社して以来、ICTアウトソーシングとエネルギービジネスという2つの部門で8年間現場業務に携わるとともに、顧客の課題と向き合いながら組織運営や人材業務の役割も担ってきました。

 

その中で、様々な経験から得た現場業務の魅力について、自分の言葉でより多くの人に伝えたい、と考えるようになりました。特に、入社前の学生さんに現場業務の魅力を知ってもらえるための新しい仕組みに挑戦していきたいという想いを強く持ったので、キャリアチャレンジを利用して新卒採用グループに異動しました。

 

 

打田:

 

プロセスデザイン(PD)コースで一緒に仕事していた先輩の皆さんは、顧客への貢献志向が高く、優しい人ばかりで、本当に素敵な方が多かったんです。

 

私がパーソルP&Tへの入社を決めた理由のひとつが「はたらいて、笑おう。」というビジョンへの共感でしたから、先輩たちのような社員を増やしたい、と感じました。そこで、はたらくことをポジティブに捉え、ビジョンを体現できる人を増やすため、新卒採用にチャレンジしてみたいと考えるようになったのがきっかけでした。

 

ちょうどプロジェクトが落ち着くタイミングだったので、「次にどんな仕事をしたいんだろう?」と自分を見つめる中で、キャリアチャレンジを使って新卒採用グループにチャレンジしました。

 

 

-転職ではなくキャリアチャレンジ制度を利用した理由はどこにありましたか?

 

打田:

 

私の場合、パーソルP&Tのビジョンである「はたらいて、笑おう。」に共感していたので、はたらくことをポジティブに捉えられる人を増やすためには、パーソルP&Tでキャリアチャレンジ制度を利用するのが自分に合うと感じたためです。

 

あと、単純にパーソルP&Tが好きなんです(笑)。なので、転職は考えなかったですね。

 

 

山崎:

 

私は新卒入社してからの8年間で、実は2回ほど転職を考えたことがありました(笑)。決して後ろ向きであったわけではなく、自分がやりたいことを実現するためにはパーソルP&Tの中でできることがある一方で、外に目を向けるのも大切かもしれないと考えたからです。

 

でも転職しなかったのは、当時の上司の影響が大きかったと思います。私のキャリアに向き合い、やりたいことに近いプロジェクトへの異動を提案してくださったり、複業制度の利用を勧めてくださったりと、仕事を続けながら新しい分野にチャレンジできる機会を提供してくれました。

 

転職という形を取らなくても、社内で自分の希望するキャリアを叶えられるチャンスがあるのはパーソルP&Tのいいところですよね。私の場合、様々なプロジェクトの現場で経験を積み、プロジェクトの推進力やマネジメント力、また調整力や課題解決力などを身に着けられました。

 

一方でゼロからモノや仕組みを作れるようになること、という目標を持っているので、そのためには別のスキルも必要になります。企画力やマーケティング力、営業力などです。

 

パーソルP&Tではキャリアチャレンジ制度によってそれらのスキルを伸ばせる機会があるので、新卒採用グループへの異動で自分の強みをさらに磨けるよう、努力を続けたいと思っています。

 

 

キャリアチャレンジで異動して苦労した点と活かせた経験は?

 

-キャリアチャレンジで異動した後に大変だった点と、異動後に活かせた経験について教えてください。

 

打田:

 

全く別領域への異動のため、業務内容や環境が大きく代わり、最初のうちは新しいことばかりでとても戸惑いました。以前は顧客の情報を多く取り扱う業務だったので、慎重さや丁寧さが何より求められる環境でした。

 

でも、今の仕事ではトライアンドエラーを大切にしているので、スタンスがかなり違いました。慣れない環境で何からやっていけばいいのだろう、と悩みましたね。

 

ただ、プロセスデザイン(PD)コースで周囲への丁寧な確認が習慣づいていたので、業務を進めるにあたって必要な点は、今も何でも先輩に相談するようにしています。

 

新卒採用は答えのない仕事とも言えるので、新人としてわからないことを質問する姿勢はとても大切で、これが習慣づいているのは異動前に身についていた経験からだと実感しています。

 

また、未経験の社員に業務を教えていた経験も役立っています。パーソルP&Tでまだはたらいたことのない学生さんに対して、実際のはたらき方や会社について伝える役割には共通点があるからです。

 

それから、戸惑った点として自分の中で印象深かったのは完全リモートワークでした。以前は出社していましたので、コミュニケーションの仕方を変えていく必要があったからです。

 

ただ、周囲の先輩が毎朝話す時間を用意してくれて色々な質問ができる環境を整えていただいたので、すぐに不安は解消されました!

 

 

山崎:

 

私の場合、正直に言うと全てが大変でした(笑)。打田さんと同じように環境が大きく変わり、学生さんや若手社員と接する機会や社内外で自己開示する場面が多く、自分や相手への興味・関心を意識するようになったためです。

 

以前はプロジェクト関係者とのコミュニケーションが中心の環境でしたから、関わる人が一気に増えた、という感じです。

 

またリモートワークなので関係者の誰が何のプロジェクトに詳しいのかも分からなかったため、新しい環境に慣れるためのコミュニケーションから苦戦しましたね。実務においても、例えばプロジェクトリーダーとしてイベントを企画する際には、自分の想いや何を達成したいのかをメンバーに伝え、全体像を形作っていく必要があります。

 

以前の環境では顧客の業務における課題がざっくりでも見えている状態が多かったですし、組織方針と照らし合わせプロジェクトの進め方や運営について考えることができました。そのため、ゼロからイチを作っていく難しさに戸惑いを感じました。

 

プロジェクトの推進には自信があっただけに心が折れかかった時期もありましたが、先輩・後輩にアドバイスを求め、検討とフィードバックを繰り返しながら何とか前に進めており、今も試行錯誤しながら頑張っています。

 

(異動直後の心境を振り返る打田さん)

 

 

キャリアチャレンジの経験者が未来の新入社員に伝えたいメッセージとは

 

-キャリアチャレンジを通じて複数の部門で業務を経験しているお二人は、パーソルP&Tでどんなスキルが活かせると考えていますか?

 

打田:

 

行動力が重要だと感じています。キャリアチャレンジ制度に参加するための行動力ではなく、いかに仕事を自分ゴト化して、やりたいことを伝えられるか。

 

自分事化と合わせ、臆さずに行動する力もあると、仕事はさらに楽しくなっていくはずです。パーソルP&Tは「やりたい!」と手を挙げれば協力してくれる会社なので、まずは言ってみる。そのための行動力が大切ですね。

 

 

山崎:

 

ITについての初歩的な知識を学んでおくと、差をつけられるかなと思います。例えばExcelの関数に触れてみる、プログラミングの基礎中の基礎を理解しておく、など。それだけでITアレルギーはなくなります。

 

また、知識量の増加やスキルアップによって世の中の仕組みを理解しやすくなり、顧客への提案の幅が広がります。自分にできることが増えていくため、他の業界や業種でも通用する「仕事をデザインする」能力が身についていくでしょう。

 

ITについての知識以外では、言語化も重要です。自分がやりたいことをきちんと言語化できるようにしておくこと。

 

待っているだけで自分のやりたい仕事が降ってくるわけではありませんから、「これやりたいです」「これできます」という意思表示をするなど、自分から仕事を取りに行く姿勢が大切です。

 

私の場合、日頃から上司や先輩方に自分の想いを素直に伝えていたため、多くのプロジェクトや施策の経験につながりました。任せてもらえることが増えれば、自分にとっての選択肢に幅が広がっていきます。

 

言語化する上で大事なのは、まずやりたいと思っていることを一度行動に移してみること。そして、そこを起点に少しずつ言語化していくのが良いと思っています。

 

 

-現在、コース選択に迷っている学生、また2つのコースを併願している学生に向けて応援メッセージをお願いします!

 

山崎:

 

正直、どのコースを選択するかは入口を選んでいるに過ぎないと思っています。どのコースで入社するか、より入社後にそのコースで何をするのか、どう頑張るのか、の方が重要です。

 

いずれのコースも基礎となる部分は共通です。第一志望のコースが不採用で落ち込んでいる方がいるかもしれませんが、キャリアが実現できるかどうかは入社後に自分が何をしていくか、にかかっています!

 

 

~応援メッセージ~

 

これから就活をする皆さんへ

 

入社後にどんな仕事をするかは自身のキャリア形成にとって大きな影響を与えるため、コース選択に悩んでいる方も少なくないと思います。もちろん、自分の強みややりたいことを熟慮して、活かせる会社を探すのも大切です。

 

パーソルP&Tでは、入社後に「こっちの仕事もしてみたいな」「この部門の業務に興味を持つようになった」といった社員のチャレンジを後押しする制度を用意しています。新しいキャリアに挑戦できる「キャリアチャレンジ制度」なら、入社後に自身のキャリアを自律的に考えられます。

 

就職活動に悩んでいる方、強みを見つけられずに焦っているという方はぜひ、パーソルP&Tの選考を受けてみませんか?選考を通して自分にとっての「はたらいて、笑おう。」を見つけていきましょう!