Author Archives: Norisa

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9月30日 イベント・キャンペーン

株式会社NTTデータ様主催のHinemos紹介セミナーで、基幹業務システムへの導入事例についてプラットフォームソリューション部が講演

n_img_0092010年5月17日に行われた、株式会社NTTデータ(以下NTTデータ)様主催のHinemos紹介セミナーにて、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下、IBS)プラットフォームソリューション部が講演を行いました。

公演のタイトルは、「インテリジェンス基幹業務システムへのHinemos導入プロセスのご紹介」。Hinemos(※)は、株式会社NTTデータ様が開発を行っているオープンソースの統合運用ツールです。 セミナーに来場された企業様は、SIerやエンドユーザー様など、併せて数10社。IT運用管理コスト低減の可能性を持つHinemosへの関心の高さがうかがえる講演となりました。
Hinemosとは(NTTデータ様のページが開きます。)

IBSではオープンソース製品を使用したサービス戦略を策定し、Hinemosにも2年程前から着目、社内検証を続けてきました。IBSは、Hinemosテクニカルパートナー事業者として、NTTデータ様の認定を受けています。
ライセンス料によって動作保障と保守を約束されている商用製品と違い、自己責任において無料となるオープンソース製品の導入には多くのユーザー様が不安を抱えています。IBSではオープンソース製品に不具合が生じたときの対応窓口としての役割を果たすことで、お客様に安心してオープンソース製品を使用していただき、導入~運用コスト削減というメリットをご提供するサービスを開始しています。導入実績としては、データセンター事業者・教育機関・株式会社インテリジェンス等、豊富な導入実績があります。

<当日の講演内容>
n_img_010セミナーは、まずNTTデータ様より「Hinemosのご紹介」があり、Hinemosの特徴と機能についての解説からスタートしました。
続いて、IBSプラットフォームソリューション部の小坂からIBSの会社紹介と、IBSのオープンソース製品への取り組みや考え方をご紹介し、IBSのHinemos導入プロセスの説明へと移行しました。
『(1)シナリオ作成+提案、(2)設計、(3)実装、(4)検証、(5)運用引き継ぎ』というHinemos導入プロセスにおいて、各プロセスの『手法・観点・Output』を具体的に提示し、Hinemos+IBSという組み合わせで、導入に対してのお客様の不安、不透明感を払拭し、コスト削減の可能性を秘めたソリューションであることをご説明しました。

n_img_011次に、IBSプラットフォームソリューション部の熊田から、インテリジェンスの業務システムへHinemosを導入した事例をご紹介。お客様が感じるジョブの移行に関する不安や操作性の不安に対して、Hinemosで対応可能なこと・不可能なことを中立的な観点でご説明しました。
導入した本人からのリアリティのある説明に、お客様は真剣に耳を傾けながら聴講していただきました。

<IBSのオープンソース監視システム導入サービス>
オープンソース製品のコストメリットを生かし、低価格にて導入を行います。
サービス概要はこちらから

<関連リンク>

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:玉井、小坂
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

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9月30日 イベント・キャンペーン

『IT投資の最適化とコストダウン ~新しい価値を生み出す「攻め」と「守り」のIT投資術~ セミナー』で、執行役員 水野康幸が講演

2010年9月6日に行われた、『IT投資の最適化とコストダウン ~新しい価値を生み出す「攻め」と「守り」のIT投資術~ セミナー』にて、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下、IBS)執行役員 水野康幸が講演を行いました。

公演のタイトルは、「大手小売業様向けAMO(Application Management OutSourcing)におけるREVERSE PLANET®の活用事例」。
IBSがITリノベーションサービスをお客様にご提供するためにREVERSE PLANET®を活用した背景と、プロジェクトの現状についてご説明しました。

■REVERSE PLANET®活用の背景

n_img_012大手小売業のお客様は、複数ベンダーに委託している会計システムのアプリケーションの維持管理業務において、下記5点の実現を目標とし、フルアウトソーシングを実施するに到りました。

(1)維持管理運用業務にかかるコストを削減
(2)システム開発本部社員の維持管理運用業務の負荷を軽減
(3)問合せ・改修・障害対応のスピードアップ
(4)システムの安定運用・品質向上
(5)システムの可視化

IBSは5つのテーマを実現する手段として、オフショアの活用、継承の迅速化、REVERSE PLANET®活用による可視化などを骨子として提案し、受注に至りました。

REVERSE PLANET®を活用しようと考えた背景には、お客様から業務を引き継ぐことになっていたホスト領域のドキュメントが少なく可視化率が低かったこと、アウトソーシングを開始するにあたって、最適な業務量と資産量を把握したいという目的がありました。また、IBSの技術者はオープン系を得意としているもののホスト領域の経験が少なかったので、スキルを補う為にも有用と考えました。

■効果(中間報告)

ホスト領域は長年お客様主体で管理運用されており、担当者ごとに細分化された業務には暗黙知が多いという問題を抱えていました。これを解決するために実施したのが資産の棚卸です。結果として、以下の効果を得ました。

(1)LINEではなく本数による試算でCOBOLとEASYの本当の割合が判明
⇒プロジェクトにアサインする要員のスキルが明確になった。
(2)未稼働資産が当初の予想(40%~70%)の範囲に収まることが判明
⇒工数増の不安を払しょくできた。
(3)複雑度の高いサブシステムは稼働率も高い傾向があると判明
⇒仕様化やモジュール分割など保守性向上の課題が明確になった。

n_img_013アウトソーシング開始から現在7カ月。これまではお客様からの業務の移管が最大のテーマでした。
REVERSE PLANET®はドキュメントの自動作成という観点で、多いに役立っています。
今後は、AMOを着実に実施するだけではなく、ホストのダウンサイジングの付加価値提案も実施していく予定です。
その上で、REVERSE PLANET®による可視化は不可欠で、より活用できるのではないかと考えています。

<IBSのITリノベーションサービス>
ユーザ様のシステム保守や運用業務を低価格でご提供。
サービス概要はこちらから

<関連リンク>

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:水野
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

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12月14日 新サービス

Hinemosパートナー・プログラムへの参加を表明 ~ 低コストかつ高品質でシステムの状況を的確に把握することによる ビジネスの安定化の役割を担うソリューションのご提供を促進 ~

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小澤稔弘、以下、IBS)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(本社:東東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル、代表取締役社長:山下 徹、以下NTTデータ社)のHinemos®パートナー・プログラムへの参加を平成21年5月に表明いたしました。
アライアンス締結後に着実に実績を積み重ねており、本日改めてプレスリリースをさせて頂くこととなりました。

保守・運用コストは、ITシステムを維持・利用する上で大きなウェイトを占めており、その削減は企業にとって大きな課題の一つです。

統合監視ならびに、ジョブ管理ツールは、サーバ台数の増加、業務アプリケーションの多様化による管理業務の煩雑化、及び事業継続性などの観点から、そのニーズは非常に高くなっています。従来は、商用製品が独占していた市場ですが、『高機能』且つ『信頼性が高い』オープンソースツールが提供されるようになり、昨今の経済情勢も重なり、益々注目を浴びています。

保守・運用コストの削減に有効なオープンソース統合監視・ジョブ管理ソフトウェアHinemosを利用した監視・ジョブ基盤の構築サービスのパートナー契約を締結することにより、IBSの目指す『お客様にとって、低コストかつ高品質で、システムの状況を的確に把握することによるビジネスの安定化の役割を担うソリューションのご提供』の促進につながると考えております。

■Hinemosを利用してIBSがご提供するサービスについて
お客様のご要望に応じ、監視基盤構築のコンサルティングから設計・構築・保守までを実施いたします。 商用の統合監視・ジョブツールからHinemosへの移行サービスもご提供いたします。

■過去の実績について
グループ会社であるインテリジェンスの基幹システムへの導入をはじめとして、教育機関、データセンタ、エンタプライズ等様々な業種のお客様への実績がございます。 お客様に最適なツールを選定し、設計・構築いたします。

■Hineomsを利用するメリットについて
Hinemosを利用するとその本体の初期ライセンス費用が不要であり、一般的な商用ソフトと比較してランニングコストも軽減されることが最大のメリットです。 ※ 初期ライセンス費用は無料ですが、構築費、必要なサーバ機器とそれに付随する設備の費用が必要になります。また、お客様のご要望により追加で開発が必要になる場合、別途開発費用が必要となります。 ※ 監視対象が少ない場合などは、一般の商用製品と比較してランニングコストの軽減ができない場合があります。

■サポートについて
日本の多くの企業で導入実績があり、信頼性があるツールです。また、IBSは監視基盤の構築実績もあり、NTTデータ社とパートナー契約を結び、高品質のサービスをご提供いたします。

■Hinemosについて ( http://www.hinemos.info/ )
Hinemosは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進する平成16年度オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業のひとつである「分散ファシリティ統合マネージャの開発」の委託を受けてNTTデータ社が中心となって進めている製品です。2005年8月にHinemosの最初の公開バージョンであるバージョン1.0をリリースし、現在ではバージョン3.1.3がリリースされています。
統合監視ならびに、ジョブ管理機能を備え、これまで商用のツールで実現するケースが多かったジョブ管理機能についても対応が可能となります。
(Hinemos®は、株式会社NTTデータの登録商標です。)

詳しくは下記お問い合わせ先へ、お気軽にお問い合わせください。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:小坂
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

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12月4日 イベント・キャンペーン

「オラクル アーキテクト・サミット~今から始める!次世代ITアーキテクチャ実践~」で IBS代表取締役 小澤稔弘が講演

2009年10月23日、日本オラクル株式会社本社にて行われた「オラクル アーキテクト・サミット~今から始める!次世代ITアーキテクチャ実践~」にて、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下、IBS)代表取締役社長 小澤稔弘が講演を行いました。

n_img_007講演のタイトルは「IT部門が求められるもの~ビジネスプロセスのコントロールを取り戻せ~」。
議題はインテリジェンスでの取り組みをもとに、ビジネスプロセスをIT部門がコントロールをするためには、“どのようなこと(やり方)をすれば、CIO(経営陣)はYesと言ってくれるのか?”というところに視点を置き、講演を開始しました。

講演ではまず、インテリジェンスのIT部門が取り組んできたこととして、『IT投資審議会』『マネジメント6Σ』『Qレポート』の3点を紹介。『IT投資審議会』を設置することによって、ITリソース(人・物・金・情報)の変更に関するすべての意思決定をIT部門に集中させ、無駄なIT投資を減少させることができること。また『マネジメント6Σ』という経営課題解決のステップに沿って経営・品質を管理する手法を導入することにより、お客様の声(VOC)を起点に、原因の特定や対策を行い、顧客満足度を向上させることに役立つこと。そして『Qレポート』という、顧客が本当に求めている情報を一元化して提供するサービスを導入し、アカウントマネージャーと呼ばれる顧客への報告担当者が、ユニットの情報を集め、顧客に提供。顧客にインプットをすることで、よりスムーズにVOCを回収することが可能となることを紹介。

続いて、「サービス化へのチャレンジ」と題して、現在インテリジェンスのIT部門が取り組んでいる『サービス化』について説明。ITにおける『サービス化』を定義付けし、必要性を解説した後に、『サービス化』を進める上で両立しなければいけない点は2つあることを説明。1つは、アーキテクチャーをそろえる「標準化」、もう1つは全体最適を睨んだ「サービスの共用化」。気をつけなければならないのは、アーキテクチャーをそろえることで全体最適は進む一方、サービスだからといって、どのようなものでも共用化してしまうと、トラブルが発生したときの影響範囲が広くなり、運用が困難になってしまうため、サービス化を推進する上で、「標準化すること」と「共用化すること」は分けて考えなければならないと話しました。その後アーキテクチャーの整理の仕方として、「インフラのサービス化」「アプリケーションのサービス化」という観点から解説しました。

n_img_008最後に「これからのIT部門が目指すところ」と題し、「将来、インフラもアプリケーションも『サービス化』が進めば、現状の『プライベートなシステムインテグレーション』から『オープンなサービスインテグレーション』になり、より早くシステムをデリバリーすることが可能になる」と説明しました。またIT部門は『ビジネスITアーキテクト』を育てるべきだと提言。「『ビジネスITアーキテクト』を育成し、我々全体が事業責任者とビジネスプロセスを語ることができるようになれば、大手ベンダー任せになりがちだったBPR(business process re-engineering)や要件定義も自ら推進できるようになるはず」と話しました。

なお、IBSでは、このノウハウをお客様に提供していくサービスを既に開始しております。詳しくは下記お問い合わせ先へ、お気軽にお問い合わせください。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:中村
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

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11月3日 サービス

ベトナムに「オフショア開発センター」を開設 ~ オフショアによるシステム保守サービスの展開で、更なるコスト削減を実現 ~

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(東京都新宿区、代表取締役社長:小澤稔弘、以下IBS)は、企業のシステム保守・運用など経常的に発生するシステムコスト削減実現に向けたオフショア開発拠点「IBSオフショア開発センター」をベトナムに開設したことを発表いたします。
IBSオフショア開発センターは、ベトナムに本社を置くシステム開発会社、インディビジュアルシステムズ(Individual Systems Co., Ltd.、本社:ベトナム ホーチミン、代表取締役:浅井 崇氏、以下IVS)内に設置。両社は2010年2月に、IBSがIVSに出資を行うことで基本合意しています。
IBSでは今回のオフショア開発センターの開設により、従来の開発工程のみならず、システム保守・維持管理業務に至るまでオフショア化を可能とし、更なるコスト削減を実現します。

IBSではこれまでも、「ITコスト削減コンサルティングサービス」や「オープンソフトを活用した業務システム構築」、「弊社保守フレームワーク(IMOS)を用いた低コストシステム保守サービス」など顧客企業のシステム投資におけるROI(費用対効果)を最大化すべく、コスト低減に向けたソリューションを展開しています。今回新しく立ち上げるオフショアセンターでは、現地に日本人スタッフを配置することで、国内のサービス拠点を介さず、現地オフショアセンターと日本のお客様が直接、スムーズなコミュニケーションがとれる構造を作ることで、低コスト保守サービスをさらにコスト面で価値発揮できるサービスへと進化させることを狙っています。

【 サービス概要 】
― 日本文化との親和性が高いベトナム  主要ポジションは日本人SEが常駐しディレクション
今回開設したIBSオフショア開発センターでのシステム保守サービスは、アジアの中でも滞在費などの経費が安い上、文化的にも日本人との親和性が高いベトナムにて実施。オフショアの開発単価が割安なベトナムの現地人SEを保守サービスの中心としながら、IBSの日本人SEが現地に常駐し、ディレクションを担う体制でサービス提供を行います。
現地に日本人SEが常駐することにより、現地との直接的なコミュニケーションを実現し、オフショアによるコスト削減効果を最大化することが可能です。
また、常駐する日本人エンジニアがオフショア先の現地人エンジニアのレベルアップや日本で求められる品質基準に対する理解の促進なども行うことで、サービス品質の向上に大きく寄与することを見込んでいます。
これら現地常駐体制のもと、コミュニケーションツールを用いた国内拠点との情報共有や情報伝達、非定型業務への対応、ベトナム法人との開発フレームワークの共通化による品質の向上に対する取組みを行うことで、低コストで保守業務・維持管理業務を提供できるサービスを実現しました。

― 現状分析により、IBSのオフショアサービス適用で削減可能なコストを提示
サービスの導入にあたり、まずは、現状の保守開発業務の調査・分析を実施し、IBSのオフショアサービス適用で削減可能なコストを明確化します。その後、顧客企業との合意に基づき、既存保守ベンダーからの引継作業を短期間で実現し、IBSオフショア開発センターに業務移管を行います。
引継作業を担当した日本人SEが、ベトナム現地常駐して対応し、オフショア化による品質劣化やコミュニケーションロスへの懸念を払拭。低コストで品質を担保した保守サービスの提供を行い、一般の国内システムインテグレーター(SIer)を活用した保守サービスに比べ、トータルで15%から最大30%以上(IBS実績)の保守コスト削減を実現します。

【 サービス開始背景 】
― ユーザに見えにくいコスト構造に不満 景気低迷により、更なるコスト削減要求も
システムに係るコストは、システム自体の無形性や業界特有の見積りの難解さから、ユーザにとって理解しにくいコスト構成になっていることが多く、業界やシステム部門に対する不満の一因となっています。中でも、昨今の景気低迷によりシステム維持経費の削減を検討する企業は多く、システムの保守会社へのコスト削減ニーズは年々高まりつつあります。

― システムコスト削減の最後の聖域 「保守フェーズ」
従来のオフショア開発では、いわゆる「製造」工程を中心にオフショア化することでシステム開発投資額の低減を図ってきました。しかし開発終了直後の保守フェーズでは、ユーザからのリクエストに応じた個別対応を行う定型化しにくい作業が多いため、コミュニケーションロスを考えた結果として、日本人SEを中心とした顧客対応の体制をとることが通例となっており、大幅なコスト削減を実現しにくい構造になっていました。

<インテリジェンス ビジネスソリューションズについて>

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズは、1982年にミリオンソフトサービス株式会社(後に、ミリオン株式会社に社名変更)として立ち上げられたシステム開発受託会社で、2005年、インテリジェンスの資本参加により100%子会社となり、2007年、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズに社名変更。現在は、250名の開発エンジニアを擁する体制で、ビジネスコンサルティングからシステム開発、基盤構築、Webコンサルティングに至るまでのITソリューションをトータルで提供し、お客様のビジネス成功に向け幅広い支援を行っています。

<Individual Systems Co., Ltd.について>

Individual Systems Co., Ltd.は、2002年からベトナムホーチミンを拠点として、日本法人等を中心に、オフショア開発受託を行っており、ベトナムでの幅広い開発実績と技術力を有する会社です。現在約50名の開発エンジニアを擁し、システム開発を行っています。

【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ
担当:坪井
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL: 03-6385-6103

【報道関係のお問い合わせ先】
株式会社インテリジェンス 経営戦略本部 広報部
担当:木下
E-mail:pr@inte.co.jp
TEL:03-6385-6106

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10月26日 サービス

Red Hat Ready Business Partner プログラムへの参加を表明 ~ JBoss Enterprise BRMS によるあらたなソリューションの展開を促進 ~

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小澤稔弘、以下、IBS)は、レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:廣川裕司、以下レッドハット社)のJBoss Enterprise BRMSによる今後のビジネス展開を促進するため、Red Hat Ready Business Partnerへの参加を表明いたしました。

これまで多くの企業は、開発を請け負ったシステムインテグレータ(SIer)にその後の運用・保守を委託する事で安定稼動と安心感を得る一方、ブラックボックス化したスキームを解消する解を持たないまま、そのコスト負担を継続せざるを得ませんでした。

このような状況の中において、自社が主体となりベンダー依存の体質からの脱却を図ろうとするには、内製化部門の体制強化が必須であり、企業にとっては大きな課題の一つでした。

BRMS(BusinessRulesManagementSystem)は、既存のシステムに包含されたビジネスロジックを外出しすることで、自社の担当者が柔軟にルールの設定・変更を行うことができ、ユーザー主導によるシステムの開発・保守・運用を実現します。

と同時にビジネスプロセスと等価な企業の業務ルールの変更を、システムへ俊敏に反映させることが可能となり、経営層の潜在的なニーズを具現化するインフラになり得ます。

従来は、高価な商用基盤製品が独占していた市場ですが、『低コスト』且つ『高機能で信頼性が高い』オープンソースツールとして提供されるようになった事で益々注目を集める中、開発支援および保守・運用コストの削減に有効なオープンソースのミドルウェア「JBoss Enterprise BRMS」を活用したソリューションベンダーとパートナー契約を締結することにより、IBSが目指す『お客様にとって、低コストかつ高品質で、アカウンタビリティのとれるソリューションのご提供』への促進につながるものと確信しております。

■JBoss Enterprise BRMSについて
このたびJBossにより発表された「JBoss Enterprise BRMS5.0」は、オープンソースのルールエンジン「Drools」をベースとしたものでApacheライセンスで配布されます。 JBoss Enterprise BRMS5.0は、すべてPure Javaで実装されたJavaルールエンジンとルール管理システムおよびルールリポジトリで構成された柔軟なアーキテクチャで提供されます。 Pure Javaで実装されたルールエンジンは、ほとんどの全てのJavaの実行環境で動作可能なルールエンジンであるため、JBoss Enterprise Application Platformのみならず、ほぼ全てのJavaのアプリケーションと完全に統合できます。 このようなアーキテクチャの提供により、新規の業務アプリケーションだけでなく、既存の業務アプリケーションにも容易にルールエンジンの適用ができるため、企業ITシステムに簡単かつ低コストで拡張できます。 今後日本では、レッドハット社によって国内の技術サポート、日本語環境へのローカライズなどが継続的に提供されてきます。 http://www.jp.redhat.com/JBoss/

■JBoss Enterprise BRMSを利用してIBSがご提供するサービスについて
IBSが提供する「ビジネスプロセス可視化支援サービス」との連携により、上流からの可視化サービスの段階から、ルールレポジトリを活用したプロセスに依存しないビジネスルール/ロジックの定義(設計)を実施していきます。JBoss Enterprise BRMSを利用した「BRMS構築サービス」オプションをご要望いただければ、上記の可視化サービスの段階においてビジネスロジック/ルールを検証するためのプロトタイプサンプルを適時ご提示し、アジャイルな開発を促進する取り組みにもご支援できます。

●BRMS構築サービスオプション
・必要条件:構築の前提となる弊社「ビジネスプロセス可視化支援サービス」をご導入して頂いていること
・サービス内容:JBoss Enterprise BRMSのインストールや可視化フェーズ以降でのルール設定後の
動作検証の実施
・サービス対象:新規でBRMSのご導入を検討されているか、もしくは既存システムのリプレースに際してBRMSのご導入を検討されている
※上記範囲の作業詳細については、お客様のご要件をヒアリングさせていただき個別の作業見積もりをご提示いたします。

■JBoss Enterprise BRMSを利用するメリットについて
JBoss Enterprise BRMSを利用することで本体の初期ライセンス費用が不要となるうえ、ランニングコストを含め同種の商用ソフトと比較しても大幅なコスト削減がされることが最大のメリットです。 また、既存の業務アプリケーションとの連携に際しては、適用したルールの完全なライフサイクル管理するためにベースのインターフェイスをご提供します。 ※ 初期ライセンス費用自体は無料ですが、必要なサーバー機器とそれに付随する設備の費用は別途必要になります。

■サポートについて
米国フォーチュン100企業をはじめ多くの企業で導入実績がある信頼性の高いツールです。また、IBSはレッドハット社とパートナー契約を結んでいるため、高品質のサービスをご提供できます。

<インテリジェンス ビジネスソリューションズについて>

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズは、1982年にミリオンソフトサービス株式会社(後に、ミリオン株式会社に社名変更)として立ち上げられたシステム開発受託会社で、2005年、インテリジェンスの資本参加により100%子会社となり、2007年、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズに社名変更。現在は、250名の開発エンジニアを擁する体制で、ビジネスコンサルティングからシステム開発、基盤構築、Webコンサルティングに至るまでのITソリューションをトータルで提供し、お客様のビジネス成功に向け幅広い支援を行っています。

 

【サービスに関するお問い合わせ先】
担当:中村、佐野
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

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7月16日 サービス

インテリジェンス ビジネスソリューションズと日本オラクル、 SOAのコンサルティングサービスで協業 ~ SOA導入を検討する企業に企画から導入までワンストップでサポート ~

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小澤 稔弘、以下IBS)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下日本オラクル)は、本日、SOA(Service Oriented Architecture)のコンサルティングサービス事業で協業することを発表します。

本協業により、IBSが2009年4月から提供開始した、「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」に日本オラクルの「IT トランスフォーメーション・フレームワーク with SOAサービス」を合わせて提供できるようになり、SOA導入の上流工程から下流工程まで、ワンストップでのサポートが可能となりました。

まず、両社は、企業のIT中期計画をSOAで変革するためのフレームワークとその組織を構築する支援を行います。また、実際の導入にあたってIBSは、これまで培ったSOAのサービス設計能力とオラクル製品実装の経験に加えて、日本オラクルより共有されたSOA構築に関するノウハウをもとに、SOA導入を検討する企業にサービス提供を行っていきます。

■「IT トランスフォーメーション・フレームワークwith SOAサービス」とは
~「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」と連携 ~

本オラクルが提供する「IT トランスフォーメーション・フレームワーク with SOAサービス」は、「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」を補完する内容を提供します。詳細は以下のとおりです。

1.SOA企画・計画策定サービス
SOA導入を検討する企業にSOAを利用したビジネスの設計をサポート
・ビジネス&ITのAsIs分析とToBe策定
・SOA採用可否の判定(効果予測)
・SOA適用ロードマップの策定

2.SOA標準化サービス
社内におけるSOA適用時の考え方、システムイメージや開発の進め方を共有する資料等作成のサポート
・リファレンスアーキテクチャ策定支援
・ガイドライン(業務モデリング、基盤構築、ガバナンス等)

3.SOA適用推進サービス
SOA導入に際した企業内ガバナンス推進のサポート
・SOA推進組織の設立、運営支援
・SOA施策実行の支援
・SOA効果実現へ向けての支援

■「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」とは
~効率的、低コストで自律的なシステム管理を目指す中堅・中小企業を支援

「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」は、社内で主体的にSOAを推進していく情報システム部門を支援するサービスです。SOA推進チームの体制作りから、BPMN(Business Process Modeling Notation、ビジネスプロセス・モデリング表記法)を用いたビジネスプロセスの可視化、業務改善の考え方に至るまで、オンサイトでお客様と目線を等しくし、スキルトランスファーを行っていくことにより、情報システム部門の担当者は、体系化されたサービスに基づいた知識と作業手順を身に付けることができます。
本サービスは、効率的、低コストで自律的なシステム管理を目指す中堅、中小企業を中心に、有用性の高いサービスで、これまでSOAの導入でつまずいてしまい成果が出しきれていない企業や、これからSOAの導入を検討していく企業、どちらに対しても有効です。高額なコンサルティングサービスに頼り続けるのではなく、情報システム部門がビジネスプロセスを意識し、業務改善を念頭においたSOA推進を継続的に行える状態とすることを目的としています。

【IBSのビジネスプロセス可視化サービスとOracleとの協業による全体スキーム】

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両社は今後、共同で蓄積してきたSOA構築に関する実装ノウハウを更に高めていくとともに、幅広い顧客に対するSOA導入支援において、連携を強化していきます。

<インテリジェンス ビジネスソリューションズについて>

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズは、1982年にミリオンソフトサービス株式会社(後に、ミリオン株式会社に社名変更)として立ち上げられたシステム開発受託会社で、2005年、インテリジェンスの資本参加により100%子会社となり、2007年、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズに社名変更。現在は、250名の開発エンジニアを擁する体制で、ビジネスコンサルティングからシステム開発、基盤構築、Webコンサルティングに至るまでのITソリューションをトータルで提供し、お客様のビジネス成功に向け幅広い支援を行っています。

<日本オラクルについて>

日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,226名(2009年5月末現在)。

【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ
担当:中村、佐野
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103日本オラクル株式会社 OracleDirect
TEL:0120-155-096【報道関係お問い合わせ先】
株式会社インテリジェンス 経営戦略本部 広報部
担当:木下
E-mail:pr@inte.co.jp
TEL:03-6820-1914

【サービスに関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室
担当:野見山
E-mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
TEL:03-6834-4835
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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5月9日 サービス

ZABBIX パートナー・プログラムへの参加を表明 ~ 低コストかつ高品質で、アカウンタビリティのとれるソリューションのご提供を促進 ~

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小澤 稔弘、以下、IBS)は、ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長:児玉 崇、以下ミラクル・リナックス社)のZABBIXパートナー・プログラムへの参加を表明いたしました。

保守・運用コストは、ITシステムを維持・利用する上で大きなウェイトを占めており、その削減は企業にとって大きな課題の一つです。

統合監視ツールは、サーバ台数の増加による管理業務の煩雑化、及び事業継続性などの観点から、そのニーズは非常に高くなっています。従来は、商用製品が独占していた市場ですが、『高機能』且つ『信頼性が高い』オープンソースツールが提供されるようになり、昨今の経済情勢も重なり、益々注目を浴びています。

保守・運用コストの削減に有効なオープンソース統合監視ソフトウェアZABBIXを利用した監視基盤の構築サービスのパートナー契約を締結することにより、IBSの目指す、『お客様にとって、低コストかつ高品質で、アカウンタビリティのとれるソリューションのご提供』の促進につながると考えております。

■ZABBIXについて
ZABBIXは、ラトビア共和国のZABBIX SIA社によって開発されているオープンソースの統合監視ツールで、サーバやネットワーク機器のPing(死活)監視や、SNMPによる機器の状態の監視、 ポート監視、ログ監視、CPU・ディスクなどのリソース監視を一元的に行うツールです。
ミラクル・リナックス社によって、国内の技術サポート、日本語環境に特化したカスタマイズ などが提供されています。
http://www.miraclelinux.com/

■ZABBIXを利用してIBSがご提供するサービスについて
お客様のご要望に応じ、監視基盤構築のコンサルティングから設計・構築・保守までを実施いたします。

■過去の実績について
ZABBIXについては、社内にて技術検証を行っています。
尚、オープンソースを活用した監視基盤の構築では、Hinemosの実績がございます。
ZABBIXのみならず、Hinemosの他、お客様に最適なツールを選定し、設計・構築いたします。

■ZABBIXを利用するメリットについて
ZABBIXを利用するとその本体の初期ライセンス費用が不要であり、一般的な商用ソフトと比較してランニングコストも軽減されることが最大のメリットです。
※ 初期ライセンス費用は無料ですが、構築費、必要なサーバ機器とそれに付随する設備の費用が必要になります。また、お客様のご要望により追加で開発が必要になる場合、別途開発費用が必要となります。
※ 監視対象が少ない場合などは、一般の商用製品と比較してランニングコストの軽減ができない場合があります。

■サポートについて
日本の多くの企業で導入実績があり、とても信頼性の高いツールです。また、IBSは監視基盤の構築実績もあり、ミラクル・リナックス社とパートナー契約を結んでいるため、高品質のサービスをご提供できます。

詳しくは下記お問い合わせ先へ、お気軽にお問い合わせください。

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:小坂
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

NEWSニュース

5月1日 イベント・キャンペーン

国内最大級のITイベント「ORACLE OPEN WORLD」で IBS代表取締役 小澤稔弘が講演

2009年4月23日、東京国際フォーラムで行われた国内最大級のITイベント「ORACLE OPEN WORLD」のセッションで、株式会社インテリジェンスビジネスソリューションズ(以下、IBS) 代表取締役社長 小澤稔弘が講演を行いました。

n_img_007 セッションのタイトルは、「IT部門が取り組むべきSOA ビジネスプロセスのコントロールを取り戻せ」。昨今、IT業界でシステムの最適化を実現する手法として注目を集めているSOA(Service Oriented Architecture、サービス志向アーキテクチャ)の導入がテーマです。

セッションは数日前から参加予約で満席状態となっており、当日も、立ち見が出るほど大盛況。参加者に対し、インテリジェンスで昨年より進めているシステムの最適化に向けたプロジェクトについて、その考え方や成果、進める中で得られた気付きなどについて説明しました。

SOAとは、業務上の一処理に相当するソフトウェアの機能を「サービス」と見立てて設計・開発し、ビジネス全体に大幅な変更があった場合でも、サービス単位でシステムを組み替えて対応できるようにする管理手法。SOAを導入することで、システムを作り直すのではなく、パズルのピースを組み替えるがごとく、迅速に最適化することが可能になるといいます。近年では、SOAに取り組みたいと考えている企業が多いものの、実際は、汎用性のあるガイドラインなどが未整備で、着手できていない企業がほとんどであるだけに、インテリジェンスの導入事例はIT関係者の興味も高く、参加者は終始、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

n_img_004講演ではまず、インテリジェンスの3つの事業がここ数年で急拡大したことにより、各事業の個別最適でシステムの拡充が行われ、全体としてのガバナンスが保たれていなかったことを問題点として指摘。そこで昨年より、社内で「SOA推進事務局」というプロジェクトチームを結成し、各サービスのビジネスプロセス(業務工程)の分析・可視化の作業を行い、インテリジェンスのシステムのあるべき姿を導き出してきた過程と、その過程で得られた気付きや手法のエッセンスを説明していきました。

まとめとして、「IT部門は賢くならなければならない」と提言。最後に、インテリジェンスのブランドスローガンを引用し、IT部門がもっとビジネスに近づき、ビジネスへの貢献度を高めていくことで、IT部門のメンバーの「はたらくを楽しもう(TM)」を実現して欲しい、とメッセージを贈りました。

なお、IBSでは、このノウハウをお客様に提供していくサービスを既に開始しております。詳しくは下記お問い合わせ先へ、お気軽にお問い合わせください。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:中村
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103

NEWSニュース

4月22日 新サービス

SOAによるビジネスプロセス可視化サービスを開始 ~ サービス識別でビジネスプロセスのコントロールを取り戻す ~

システム開発・運用の請負サービスを手がける株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下IBS、東京都新宿区、代表取締役社長:小澤稔弘)は、企業の内製化力アップとシステムの最適化を目的に、「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」を開始します。専門のSOAエンジニアが、企業の情報システム部門に常駐し、SOA(Service Oriented Architecture)の「サービス識別手法」を活用したビジネスプロセス(業務工程)の可視化作業を支援。企業の要望により、その後、BPR(business process re-engineering)コンサルティングや、識別されたサービスをSOAにより実装する支援も実施します。

ビジネスプロセスの可視化により、情報システム部門が自社の業務プロセスとITシステムの双方を理解し、積極的にビジネスプロセスの改善を主導していくことで、外部ベンダーに全面的に委託せざるを得ない体質から脱却し、効率的なシステムの開発・運用が実現します。さらに、業務部門、情報システム部門、開発ベンダーそれぞれがシステムのあるべき姿をビジネスプロセスのレベルで共通認識としてもち、意思疎通が図られるようになり、ユーザーの要求に近いシステム構築や改善が可能になります。

【サービス開始背景】

―企業のIT部門は人手不足 システム改善に手が回らない

本来、情報システム部門は、業務知識とIT知識の両方を持ち、ビジネスプロセスを正しく理解した上で、事業側と対等に会話し、業務改善とシステム改善の連動を主導すべきポジションですが、現実はコスト削減圧力などから人材が慢性的に不足しており、育成も困難な状況にあります。そのため、多くの企業は、システム開発後の保守・運用フェーズも開発を請負ったシステムインテグレーター(SIer)に全面的に委託することになり、高コストな上、システムの状況が把握できていない中で運用を続けている企業が多い、というのが現状です。

―今、システムに求められるのは、変化への対応

社会情勢の急激な変化の中、企業は法改正への対応やM&A、事業の統廃合、新規事業立ち上げなど、スピーディーな事業展開が求められており、システムには、それに合わせた柔軟で俊敏な対応が必要とされています。しかし現状では、状況の変化に伴いビジネスプロセスの変更が発生すると、それまで利用していた業務用アプリケーションの改編や再構築に思わぬコストがかかり、属人的なノウハウの局所化などの制約を受け、実施したい時期に対応を取れないケースが多く発生しています。さらに、システム改修の主役となる情報システム部門は、システムのプログラムレベルでの管理に追われ、ビジネスプロセスの変更という晴舞台に参加すらできないこともあります。

―注目を集める「SOA」の導入

低コストかつ迅速に、システムを変化に対応させる方法として注目されているのが、SOA(Service Oriented Architecture)の考え方です。これは、業務上の一処理に相当するソフトウェアの機能を「サービス」と見立てて設計・開発し、ビジネス全体に大幅な変更があった場合でも、サービス単位でシステムを組み替えて対応できるようにするものです。SOAを導入することで、システムを作り直すのではなく、パズルのピースを組み替えるがごとく、迅速に最適化することが可能になります。

近年、SOAを取り入れ、システムの効率化・最適化を図りたいと考えている企業が増えているものの、ほとんどの企業で、システム部門の人材不足・スキル不足により、着手できていないのが現状です。特に、「SOAの導入は、実装まで行わないと意味がない」という誤った認識が広がっていることで参入障壁が高くなっており、これが、SOAが採用されない大きな理由にもなっています。

そこでIBSでは、このSOA導入の中でも、最初のステップとなる「サービス識別」作業に着目。既存のシステムであっても、サービス識別を行うことで現業務のビジネスプロセスの可視化に貢献でき、システム改修を続けながら、徐々にSOA実装レベルを上げていく手法を開発しました。その第一弾として、ビジネスプロセスの可視化サービスを開始する運びとなりました。

【 サービス内容 】

―システム単位での可視化作業を一括受託  情報システム部門のSOA人材育成も

システムもしくは業務の単位ごとに、IT業界でも既に多くの企業で採用されている業務プロセス図の表記法「BPMN(Business Process Modeling Notation、ビジネスプロセス・モデリング表記法)」を導入し、社内システムを可視化したうえで、コアビジネスの成り立ちとシステムの関係について共通認識化を行います。次に、IBS独自のガイドラインを用いた“サービス識別”を実施し、ビジネスプロセスを一定の粒度の「サービス」に分解していきます。これら一連のサービスは一括受託でご提供いたしますが、企業の要望により、SOAを扱える人材育成を支援することも可能です。その際、専門スキルを持つSOAエンジニアがオンサイトにて作業を行っていくことで、ビジネスプロセスの管理ノウハウを移管し、最終的にはシステム部門で自立的な管理が行えるよう支援いたします。

―SOA導入を低価格で、最終的な実装までフルサポート

ビジネスプロセスの可視化は、SOA導入の第一歩。通常の他社サービスであればビジネスプロセス可視化を実施するSOAエンジニアは1人月、200万円程度が相場となりますが、IBSでは、SOA分野の底上げと裾野を広げることを目的とし、自社で開発した標準SOAガイドラインを採用していただける場合、1人月100万円~サービス提供を開始する予定です。

【 今後の展開 】

IBSでは、SOAのサービス識別を自社の標準スキルと定め、システム開発、運用・保守業務を担当するエンジニア全員に対して、定期的に社内教育を進めていき、今後3年間で150名以上のSOAエンジニアを育成予定です。これにより更に低価格でクオリティの高いサービス提供を目指します。

【 サービス概要 】

サービス名称 SOAによるビジネスプロセス可視化サービス
サービス内容 ●BPMN(Business Process Modeling Notation、ビジネスプロセス・モデリング表記法)の導入と、ガイド(サービス識別・実装、運用、実装)を用いた業務フローの分析・可視化
●専門スキルを持つSOAエンジニアがシステム部門の一員として一連の作業を行う中で、ビジネ スプロセス可視化のノウハウを移管。最終的にはシステム部門で自立的な管理が行えるよう、SOA人材育成支援サービスも提供。
●要望によってはその後、BPR(business process re-engineering)コンサルティングや、識別されたサービスをSOAにより実装する支援も実施。
サービスメニュー ●ビジネスプロセスの分析及びBPMN(Business Process Modeling Notation)によるコアビジネスの可視化
●作成したBPMNを元にしたシステムの最適化に向けたコンサルティング
●システムの実装設計
(システム企画、SIer・技術・製品の選定、ROI策定、見積の妥当性評価、プロジェクト)
●SOA人材育成支援
価格 最短3ヶ月~ 300万円~
※対応範囲、業務難易度、常駐するエンジニアのスキルレベルによって異なる。
※システム最適化に向けたコンサルティング、実装の支援は別途。

【 参考 : サービスの流れ 】

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インテリジェンス ビジネスソリューションズは、「クオリティの高いサービスを適正な価格で提供する」ことを追及する企業理念のもと、企業の効率的なシステム保守・運用と、最適なIT投資の実現に貢献していきます。

<インテリジェンス ビジネスソリューションズについて>

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズは、1982年にミリオンソフトサービス株式会社(後に、ミリオン株式会社に社名変更)として立ち上げられたシステム開発受託会社で、2005年、インテリジェンスの資本参加により100%子会社となり、2007年、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズに社名変更。現在は、200名の開発エンジニアを擁する体制で、ビジネスコンサルティングからシステム開発、基盤構築、Webコンサルティングに至るまでのITソリューションをトータルで提供し、お客様のビジネス成功に向け幅広い支援を行っています。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:中村
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103