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開催レポート:企業のためのキャリア自律セミナー
~DX時代に求められる変革人材育成3つのポイント~

開催

働き方の多様化や雇用の在り方が変化していく中、多くの企業が改めて注目している「キャリア自律」。人事の課題と思われがちですが、今の時代においてはDXを推進する人材育成においても重要になります。

本セミナーでは、DX人材育成とキャリア自律について専門的な調査や企業支援を行っている専門家が、企業としてどのような育成施策がDXを推進する変革人材につながっていくのかをお伝えします。

本セミナーは、2021年11月9日(火)に行われました。

##DX時代に求められる変革人材育成 3つのポイント

ポイント①新たな挑戦機会の提供

企業内だけでなく「他社」という全く違う環境に飛び込む経験をする(越境学習する)ことで、新しい技術を学び、自社を俯瞰する視座を得て、内省を促進することで自らの変化に気づき、行動変容に繋がる効果が期待できます。

パーソルワークスイッチコンサルティングが提供する「プロテア」では、越境学習での成長を可視化をすることで、自分のキャリア資産として蓄積し、上司に変化を知ってもらう支援を行っています。

実際にミドル社員が3ヶ月越境学習を終えた後、データを越境前後で比較したところ、資産ごとの変化度合いが可視化され、確実にキャリア資産が増加していることがわかりました。

ポイント②マネジメントによるキャリア自律支援

変革力を育てるマネジメントとは、多様な「個」を生かすことです。
マネージャーが上に立つ上下関係を構築する管理型ではなく、マネージャーが現場を後方支援できるような支援型を今後は目指していくことが重要です。
これからのマネージャーは以下のような能力が求められています。

ポイント③キャリア自律を高める組織的支援

キャリア自律度を見える化し、仕事充実度とキャリア自律度を軸としてマッピングを行うと、4つのタイプがあることが分かります。一般的に、研修などは年代別 / 役職別に分けて行割れることが多いですが、年齢などの階層別に一律の研修を行うのではなくタイプに応じたキャリア支援施策を検討することが重要です。

最終的には、社外での経験学習も含めた組織としての支援システムを構築することで、人材の成長循環を作ることができるのです。

キャリア自律という考え方が少しずつ浸透し、会社と個人は対等になる時代が訪れようとしています。会社(組織)は、あくまで「個」を活かせる場所の一つなのです。
キャリア自律、ひいてはDX人材育成をキャリアの面でも支援する施策として整備していかなければ、会社の発展を妨げることになるかもしれません。

パーソルワークスイッチコンサルティングが提供するプロテアでは、今回ご紹介した3つのポイント を実践するご支援をしています。

▼プロテア
https://www.persol-pt.co.jp/protea/

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