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小学生が災害現場のドローン活用法を体験|豊洲北小学校で「防災教室」を開催

江東区立豊洲北小学校の6年生児童約150名を対象に、ICT教育の一環として災害現場におけるドローンの活用法を知ってもらう特別授業「ドローンを活用した防災教室」を実施しました。
実施日  2022年9月1日(防災の日)
※ICT教育とは…パソコンやインターネットなどの情報通信技術を活用した教育のこと

防災の日に災害現場におけるドローンの活用法を学ぶ

パーソルプロセス&テクノロジーでは、地域貢献活動の一環として2019年より子どもたちがテクノロジーを身近に体感できる機会の提供や、教育現場へのICT教育支援を継続的に行っています。
今回は、学習と体験を通じて「テクノロジー×防災」への理解促進や興味喚起に加え、防災や災害対策におけるドローンの可能性を子どもたちに伝えるきっかけになればと考え、実施することになりました。

出前授業で防災×テクノロジーを学ぶ

ドローンの特徴や災害時にどのように活用されているか理解することが重要です。
災害現場で人が立ち入ることが困難な状況の中、ドローンで「見通しの悪い災害現場で救助者を探す」、「瓦礫などの障害物で人が立ち入ることが難しい場所にいる救助者へ物資を届ける」といったシチュエーションを想定し、跳び箱や平均台などを障害物に見立てて、救助者役の教員の捜索などを行う授業を行いました。

授業内容の紹介

パーソルプロセス&テクノロジーの社員が講師となり、冒頭被災地におけるドローンの役割を実際の機体や映像を使って説明し、防災授業がスタートしました。

【ドローンのデモンストレーション飛行】
瓦礫や氾濫した川に見立てた跳び箱やマットの周辺に空撮用ドローンを飛ばし、要救助者に扮した教員を捜索します。
ドローンが撮影した映像は、体育館の壇上に設置された大きなスクリーンに映し出されるようになっています。
ドローンから撮影した映像を通して、児童たちは要救助者(教員)をマットの裏に発見しました。

【ドローン操縦体験】
各クラスの代表児童5名が実際にドローンのフライト体験を行いました。
体験では、ドローンを飛ばして、マットの裏に隠れている教員が持つパネルに書かれた文字を、ドローンのカメラの映像を見て答えるゲームを実施しました。

ドローン防災教室


【展示ドローンの見学】
体育館の一角に、デモンストレーションと操縦体験に使用したドローンとは異なる、2機の大型ドローンを展示しました。
ドローンの操縦体験が行われている間、1クラスずつ順番に展示ドローンを見学した他、実際に機体を触る体験をしました。

ドローン防災教室

授業を体験した子どもたちの声

「ドローンは遊ぶためのものだと思っていて、ドローンで人が救えるとは思っていませんでした。最新技術を使って命を救うのは、すごくいいなと思いました。」

「やる前は、誰でもできると思っていたんですけれど、止まるのとか、方向転換とか、すごい難しかったです。でも、立っているところから見えないところの状況も分かったので、災害があったときにドローンを使えば、一人でも多くの命が救えるんだなと思いました。」

「今回の授業でドローンが災害時に人の命を救えたり、そういうところでもドローンが活躍していると知って、すごいなと思いました。自分でもドローンを開発してみたくなりました。」

ドローン防災教室

企業の未来を担うデジタル人材の育成を支援

パーソルプロセス&テクノロジーは、今後も現場の課題に寄り添ったICT支援や、子供たちがテクノロジーを身近に体感できる活動を推進していきます。

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