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9月21日 サービス
モビリティ変革で日本を元気に。 システムとサービスの企画・開発・運用をワンストップで提供 パーソルP&T「MaaS支援サービス」を9/21より提供開始
~「MaaS」の普及に向けた自治体・企業のサービス立ち上げと運用を徹底支援~
総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:横道 浩一、以下「パーソルP&T」)は、次世代移動サービス「MaaS(マース:Mobility as a Service)」において、LINE(1*)等のプラットフォームを活用したシステム提供や、「MONETマーケットプレイス(*2)」でのリレーションシップを活かし、サービスの企画・運用までを幅広くサポートする「MaaS支援サービス」の提供を9月21日より開始します。
本サービスは「MaaS」の実現を希望される自治体や企業に対し、「MaaS」ビジネスにおけるあらゆる課題解決を支援します。
*1 パーソルP&Tは、LINE株式会社と「Microsoft Azure」パートナーによるMaaSの共同プロジェクトに参画しています。
*2 MONET Technologies株式会社が運営するマーケットプレイスで、「MaaS」のシステム開発に活用できる各種データやシステムのAPIを提供しています。
■背景
現在、日本国内では都市部での人口集中による公共交通の慢性的な供給量の不足、地方地域では過疎化による地域交通網の維持困難など地域交通の問題を抱えています。そこで注目されているのが、さまざまな交通手段(モビリティ)を1つのサービスとして捉える「MaaS」です。日本政府が強力に推進する超スマート社会Society 5.0(*3)でも「MaaS」の実現が重要視されており、2030年には2兆8,658億円(*4)の市場規模になると予測されるなど、「MaaS」市場は拡大傾向にあります。
このような状況から自治体や企業は「MaaS」に関わるさまざまな取り組みを実施しはじめている一方で、ノウハウの不足や人手不足など、多くの課題を抱えています。
パーソルP&Tはこれらの課題に対し、「MaaS」に関わるあらゆる支援をする「MaaS支援サービス」を提供し、自治体や企業が抱える課題を解決します。
*3 仮想空間と現実空間を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会を目指す取り組みのこと
*4 富士経済(2020)|「MaaS の国内市場を調査 カーシェア、駐車場シェアなどシェアサービスが急拡大」
■サービスについて
本サービスは、「MaaS」のビジネス創出に向けたサービスモデルの設計・構築から運用設計、運用支援、システム開発、サービス拡販、PMOに至るまでワンストップで提供します。これにより交通課題が深刻化する地方自治体やはたらき手が不足している交通事業者、モビリティ領域でサービス化の実現を目指す企業への支援を強化し、日本社会における移動課題の解決を目指します。
お客様のご要望や課題、フェーズ(企画、設計開発、導入、運用・検証、高度化)ごとで、適切なサービスを提供します。
特徴① プロジェクト運営力とサービス化に向けた支援で企業の「MaaS」ビジネスを後押し
パーソルP&Tは20年間にわたるアウトソーシングビジネスにおいて、1600社以上の運営支援やサービス化、サービス拡大に向けた支援を行ってきました。そのアウトソーシングビジネスで培ってきたプロジェクトマネジメントや業務設計、構築、運用改善などのプロジェクト運営力をフルに活用し、お客さまの「MaaS」ビジネスを加速させます。
特徴② 低コスト、短期間で「LINE×配車予約」を提供
システム開発を希望される企業向けに、これまでのシステム構築力を活かしたシステム開発の他、ユーザーの利用実績が多い“LINE”を活用した配車予約システムを低コスト、短期間で提供します。利用ユーザーはLINE上に表示されるマップから乗車位置を指定するだけで、タクシーやデマンドバスの配車予約が可能になり、利便性の向上にもつなげます。
特徴③ 豊富な開発実績と「MONETマーケットプレイス」のパートナーベンダー認定企業としての支援力
サービス開発においては、これまで多くの企業へ「MaaS」サービスの企画からアプリ開発を支援してきました。その実績が認められ、MONET Technologies株式会社が運営する「MONETマーケットプレイス」のパートナーベンダーとして認定を受けています。知見やノウハウを持った「MaaS」のスペシャリストが、お客様が抱える課題や環境、ご要望に応じて適切なサービスを提供します。
今後の展望
各交通機関が保有する交通データと非交通データを掛け合わせたデータ解析を行い、今後さらなる利用者の普及やサービスの改善につなげてまいります。さらに「MaaS」に強みを持つパートナー企業と連携し、新サービスの企画提案からご支援できる体制を構築していく予定です。
パーソルP&Tは「MaaS」実装を通じ、テクノロジーを現場に届けていくことで、モビリティ社会の実現に貢献してまいります。
サービスの詳細はこちら https://www.persol-pt.co.jp/service/maas/
<参考>
事例のご紹介
「オンデマンド配車サービスの実証事業の支援」
自動車メーカーの新規サービスとしてオンデマンド配車サービスの事業化を推進。システムベンダーや運行管理事業者など複数社が参画する事業でサービス化に向けた実証実験を実施。
課題 | ・事業に関わる関係者が多く、事業のPDCAが煩雑化していた。またPM(プロジェクトマネージャー)の意思決定に必要な情報や進捗、課題の管理が不十分であった。 ・担当者の不在や他業務と兼任をしている社員が多く、PJTに大幅な遅れが発生していた。 |
解決策 | ・「PMO」を配置することで組織としての推進体制を構築 ・担当者に代わり業務を代行 |
提案内容 | ・事業化に向けたスケジュール管理や課題管理などのPMO支援 ・担当者に代わり「サービス運用(アプリの運用・導入支援、動作確認)」や「データの可視化・分析(利用実績の可視化や課題提起)」「複数社のベンダー調整」などの役割に応じた運用や実行を支援 |
効果 | ・全フェーズにおいて情報整理や環境構築などPMOの支援をしたことで、PMが適切な意思決定ができる状態になりスムーズに運用が回るようになった。 ・パーソルP&Tが業務をフレキシブルに対応したことにより、遅延することなく、また突発的な想定外の事象にも対応し、高品質でスピーディなPJT運用ができた。 |
今後の予定
自治体からの要請を受け、地域住民向けにLINE公式アカウントを活用した地域住民向けのモビリティサービス開発を行い、10月から実証実験を予定しております。効果については実証実験後に公開します。
課題 | 地域が抱える交通課題に対し住民の生活に根差した地域主導の新たな交通手段が必要 ① 65歳以上の高齢者の免許返納や移動困難者の深刻化 ② 生活導線とは異なる既存交通機関の運行、自家用車への生活移動手段依存 |
解決策 | 移動の課題を抱えるエリアに買物をサポートする移動手段やツールを提供。それにより地域の経済活動が活性化し、利用者のみならず地域の事業者にもメリットをもたらす、「移動」×「買い物」のサービスが成立するか実証実験を実施。 |
提案内容 | オンデマンド配車予約やクーポン配信等のLINEを活用したアプリケーションを開発 |
■パーソルプロセス&テクノロジー株式会社について<https://www.persol-pt.co.jp/>
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、人・プロセスデザイン・テクノロジーの力で、人と組織の生産性を高めることを使命としています。
お客様の事業課題に応じたコンサルティングやシステム開発、アウトソーシングのほか、人とテクノロジーが共存できる社会を目指し、RPAやAIなどを駆使した最新のテクノロジーやサービスを提供してまいります。
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人と組織にかかわる多様な事業を通じて、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせ先
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 広報担当:木村
TEL:03-6385-6866 FAX:03-6385-6671 MAIL: pr@persol.co.jp