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2020.06.08

note掲載 社員インタビューVol.2

セールスマーケティング事業部は「クライアントビジネスを成功へ導く」というミッションのもと、お客様のマーケティングからセールスにおける課題に対して、500名以上の社員が活躍している組織です。様々なサービスに携わる社員が、どのような想いで取り組んでいるのか?noteへ社員インタビューを掲載しています。

いつか真のマーケティングオートメーションを実現したい!選考で意気投合した2人が語る、これからのデータ活用・デジタルマーケティングとは?

デジタルマーケティングの領域において、ビックデータ分析基盤構築~ビジネス活用までご支援をしているデータプラットフォームグループ。サービス立ち上げを経験したPMのSさん(2017年入社:写真左)、4月にジョインしたOさん(2020年入社:写真右)が思う、パーソルプロセス&テクノロジー(以下、PPT)の魅力や可能性、今後の展望について、今回はオンラインでお話を伺いました。

入社の決め手は「スキルの幅・視野を広げたい」「おもしろそう」

–まず、お二人の入社までの経歴を教えてください。

Sさん:前職は制作会社に勤務していました。紙・web全般のデザインからスタートし、その後webのみに方向転換。デザインのなかでコーディングの必要性も出てきて、その流れでフロントエンジニア→サーバーサイドでのwebサーバー構築・データベースサーバー構築とサーバーエンジニアの経験を積むうちに、お客様と直接会話をしながらやってきたいと思うようになりディレクターの道へ進みました。その際に、GoogleAnalyticsを使った分析や広告運用をしているなかでデジタルマーケティングに興味を持ったのですが、もっと分析結果に基づいてサイト改善をしていきたい、制作会社では実現しにくかった上流からお客様に入り込むということをしていきたい、と考えていたところで出逢ったのがPPTでした。アウトソーシングで様々な業界のお客様・案件に携わり、スキルや視野を広げることができそうと思い入社しました。

Oさん:私は、前職は銀行でした。学生時代に小規模の個人店でのアルバイトを複数経験したのですが、当時のオーナーの本当の悩みは資金繰りだったので、銀行に行けばそういう仕組み分かるのではないか?その人たちの後押しがしたい!と思い、新卒で銀行に就職しました。就職して実際に営業していると、実態は数値を追いかけノルマに追われる毎日で、銀行員がお客様の本当の意味で役に立てる仕組みづくりをしたく、本部にいかねば!!と思い、社内IT部門へ異動しました。元々大学が情報系だったとはいえ、いきなりインフラにあてられたことは大変でしたが、営業の人たちが「営業効率をあげるために、このシステムを入れたらその仕事なくなるのでないか?」という発想がそもそもないため、社内で提案をしていくのはとても楽しかったですね。そのために、まずは作ってみる、ということで自分自身で色々開発をしているうちに、よりIT、データ活用、ということの必要性を感じ、転職もひとつの選択として頭に浮かび始めました。PPTの決め手は、やりたかったことができるということももちろんあったのですが、面接でSさんとお話した際「とにかくおもしろそう」と感じたことが第一でした。会社の事業の幅広さや、お客様と一緒に走っていく仕事、ということも魅力でした。

–選考後の面談に同席させていただいたのですが、本当にお二人が楽しそうで、それがとても印象的でした!

二人:そうですね(笑)色んなあるある話や、本当のマーケティングオートメーションの実現という壮大な夢について盛り上がりました。

“決まった枠組みがない組織”“フラットなコミュニケーションのとれる風土”だからチャレンジできる。“色んなお客様がいる”“幅広いサービスを持っている”からスキルアップできる。

–Sさんは入社してからこれまで、どんな経験を積まれてきたのですか?

最初はwebサイトの分析をしていたのですが、別の案件でサーバー・フロントの知識が必要な案件があり、元々pythonの勉強をしていたこともありそのプロジェクトに参画しました。そこでは主にRtoasterのログ解析を行っていました。そんななか、ウェブアナリティクスグループ(現データソリューション部)のなかでPM育成の企画があり、元々マネジメントに興味があったので応募しました。その後、データチーム(現データプラットフォームグループ)の立ち上げとして、2019年4月にPMに着任し今に至ります。マネジメントは初めての経験だったので、チームマネジメントやプロジェクトの方針決めなど苦労した部分もありましたが、上長がきちんと話を聞いてくれ解決に導いてくれたので、助けられながらなんとかやってくることが出来ました。案件が増え始め、メンバーのモチベーションもあがっていき、波に乗り始めたことは、楽しさと喜びを感じることのできる貴重な経験となりました。データビジネスはこれからどんどん進んでいくので、そこをやりたいという人も増えると思っています。そういう意味では、他メンバーなどの新しいキャリアをつくる場にもできるでしょうし、今後の市場ニーズを鑑みると重要なポジションだと感じているので、立ち上げに携わることが出来て良かったです。

–チャレンジできる環境・風土というのがいいですね。知識・スキルの幅を広げるという点において、他部門との関わりはいかがですか?

コミュニケーションの取りやすい風土ということと、考えががちがちに固まっているわけではなので、道筋立てた提案ができれば上の人まで意見が通り実現できる、という柔軟なところは魅力だと思います。また、マーケティング業界は会社によってやっていることが異なるので、色々なお客様と関わることで色々なマーケティング施策が知れる、自分がそのプロジェクトではなくてもそこのメンバーに聞けば知ることが出来るので、やはりコミュニケーションが取りやすいということは知識・スキルの幅を広げるという点においても重要ですね。デジタルマーケティング領域では、他にMAや制作、広告のサービスがあるので、他部門に聞くことができる・答えてくれる人がいる、ということも大きいです。

“提案力を高め事業を伸ばしていく”ゆくゆくは育成にも携わる“”セールスアナリティクスの実現“ということにおいて価値発揮していきたい。

–Oさんはご入社間もないですが、実際に入社されてみての印象ややっていきたいことのイメージはいかがですか?

私も、フラットで距離感が近く、ダイレクトに刺激を受けられる環境ということを実感しています。いまは約2か月の研修を終え、SQLを用いたデータ抽出支援業務やPythonによるデータ分析支援業務など、実務に入り始めています。まずは実業務でしっかりと経験を積むということはもちろんですが、並行して、いまある領域だけではないことも提案しプロジェクトを獲得してくる、ということを1年かけて出来るようになっていきたいと思っています。また、直接お客様と対峙してやっていくということがやはり楽しいですし、そういう観点での育成ということも今後やっていきたいと考えているので、PMを目指せるくらいの成長を遂げたいと思っています。他に、今後数か年のSMKTのテーマでもある「マーケティングとセールスの融合」のために、セールスアナリティクスの実現に向けたミッションももたせていただきました。実は、前職で少しチャレンジしてみたことがあり、やはり本当の意味での融合は難しさもあると思うのですが、PPTでは実現できるのではないかとワクワクしています。また、昨今の状況によりセールス自体の在り方が変わり、管理もログ管理のプロセスが生まれるのではないかと思っているので、これで営業のノウハウは分かるようになるのでないか?と考えたりもしています。もしビジネスとしてつくることが出来たら、困っているミドル層の方を助けることができるビジネスになると思いますし、こういう人材になれたら将来的にも強いと思うので、前向きにやっていきたいと思っています。

PPT独自のサービスとして、いつか真のマーケティングオートメーションを実現したい。

–お二人の今後の目標や展望について教えてください。

Sさん:直近お客様のお悩みの多くが、データはたまっているが、それを取り扱える(分析できる)基盤がない、ということでそこのご支援を中心に行っていますが、これからは次のフェーズとしてどう活用していくか?ということが課題になってきますので、そこをご支援できる体制を整えつつ、最終的には施策活用までオールインワンでできるというサービス開発をしていきたいと思っています。ただ、データの施策活用を進め、施策活用のPDCAをまわしていこうとなったときに、人の手で分析するには限界があり、俗人化して他の人が再現できないといった課題も生まれてくると思いますので、まだ先の話ではありますが、機械学習やAIなどをマーケティングに活用していけるようになるといいなと考えています。ある程度は人の手を介さず、施策の良し悪しを機械学習で予測し、この施策をうつと効果がこれくらいになりそう、といった、本当の意味でのマーケティングオートメーションが実現できたら面白いと思っています。

–この、「マーケティングオートメーションの実現」という話題で一番盛り上がったと聞きました。

Oさん:はい、すごく共感しました。業務=人、という考え方がそもそも変わりつつもありますが、個人的にもその考え方はあまり好きではなく、AIが出した成果物が正解ならそれはそれでいいことだと思っているんです。マーケティング業界だと、俗人的なイメージもやはりあるので、ここがもっとオートメーション化できればいいなと思いました。そのために、これは個人的な目標でもありますが、まずAIの活用を業務の現場に落とし込んでいくプロジェクトつくっていくこと、且つ特殊な領域ではなくなってきているので、そういうひとつのAI領域のアンバサダーのような動きをしていきたいと思っています。
Sさん:ただ、これを実現するというのはかなり壮大です(笑)実現に向けては、ステップに分けて実行していく必要があると思っています。
例えば、「データから結果がよかったことは分かったが、なぜよかったかの要因が分からない」ということに対しては機械学習を用いて判明すると思いますが、今度は「よかった要因に寄与している変数は何か?」という話になり、それが分かると「この変数がよくなるとAがよくなるので、Aをよくするための施策を打ちましょう」といったことができてくるのではないかと思っています。こういったことを色々なところでやっていくことで、そのナレッジをひとつに集約したときにPPTオリジナルのマーケティングAIが誕生するのでは!?という夢の話で盛り上がりました。個人的には、他事業部のドローンサービスなども組み合わせたら面白いなと想像したりしています。

–実現出来たら、マーケティング部門にとってとても大きなインパクトですね。

Sさん:マーケティング部門は少数精鋭の企業が多い印象ですが、やることはとても多く、且つ企業の売上に直結してくる大事な部門ですので、ある一定の品質を担保して機械が自動的にやってくれ、人はその結果をもとに最終的に意思決定をすればよい、ということを実現できるサービスをつくっていきたいですね。
Oさん:私は元々地方にいたのですが、だいたいの企業はそもそもマーケティング部門がないため、ツールやナレッジを吸収する仕組みを作ることが必要と感じていました。これまでの日本企業特有の文化としてビジネスもうまくいっていた、ということがもう変わると思いますし、地元のお店がなくなっていく様子などを見ているなかで、よりマーケティングの重要性を感じていました。ですので、効率的な自動化ということプラス、そういう領域(地方)をカバーできたらいいなという想いでやっています。