開催レポート:企業向け副業活用勉強会【第3弾】 ~「副業」から「複業」へ 複業人材活用を企業の人事戦略に~

開催

全5回にわたる副業活用勉強会の第3回が2021年1月29日(金)に開催されました。

<副業活用勉強会とは>
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供する、企業向け複業支援サービス『プロテア』が運営するオンライン・コミュニティ型イベントです。副業導入を企画・検討している企業人事のための、情報発信・情報交換を目的として毎月1回開催しています。

##副業から複業への転換

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社ワークスイッチ事業部/事業開発統括部 部長の成瀬より、「副業」から「複業」への転換ポイントについて紹介しました。

これからは副業(メインになる本業があることが前提で、サブ収入を目的に行う)ではなく、複業(自律的なキャリア構築を目的に、本業も含めて複数の仕事や活動に取り組む)がトレンドになると考えられています。複数の”業”に取り組むことで、組織にとっても個人にとっても、キャリア開発や幅広い経験獲得といった効果が得られると考えられています。

副業人材が増えてきた中で、現状企業が抱えている副業に関する課題は3つ挙げられます。
⒈ 副業開始時の情報しか把握できていない
⒉ 適切な教育がされていないまま、ただ認めている
⒊ 副業実践者の成長が可視化されていない

このような課題を乗り越えるべく、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は複業促進によるキャリア自律支援サービス「プロテア」の提供を2021年に開始しました。

▼プロテア
https://www.persol-pt.co.jp/protea/

##副業人材を企業の人事戦略に

人事戦略として副業人材の採用を行っている企業に現状をお伺いしました。
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長 島田 由香 氏、キャリアについて研究を深めている法政大学 教授/一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事 田中 研之輔 氏、そしてモデレーターに株式会社HARES代表取締役/複業研究家 西村 創一朗 氏をお呼びしてディスカッションが行われました。

はじめに、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社で始まった副業人材の採用募集の取組み「WAAP」について島田氏から紹介いただきました。

▼WAAP
https://www.unilever.co.jp/careers/parallelcareers/

副業から複業へ、さらには福業(Happy work)になるのがこれからの理想だというお話がありました。

次に行われたディスカッションでは、複業によっていかにキャリア自律を進められるかという話題で白熱しました。

1社で働いていると、「やりたい」ことだけではなく、我慢することも多いです。
そこで、外の組織に出てみる。すると、我慢する以外の選択肢を増やすことができます。
複数の組織でPDCAを高速に回していくことがキャリア自律に繋がり、「福業」につながっていくのではないか、とのことでした。

副業解禁を進めるために、まずはトップが副業を容認することが大事です。
現状学生の就職活動においても、副業を容認しているかどうかが企業選びの軸だという声もよく聞きます。

拒絶するのではなく、新しいトレンドをまず知ることから始めることが大事です。

##社員が取り組む適切な複業とその効果とは

複業の話が盛り上がるなかで、いったいどのようなことに挑戦すればいいのか、その結果どのような効果が得られるのか、
株式会社エンファクトリー代表取締役社長 CEO 加藤 健太 氏、一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事/4designs株式会社代表取締役CEO ファウンダー 有山 徹 氏、 株式会社Another works 代表取締役CEO 大林 尚朝 氏をお招きし、モデレーターのパーソルプロセス&テクノロジーの宮崎を交えてクロストークが行われました。

適切な複業しては、まずはやりたいことに挑戦してみるのが一番とのこと。
挑戦した結果、「自分がどう生きたいか」を見直すことができたり、
1つの組織にいるだけではなかった出会いや刺激があったり
自分が経験したことや成長を知るを周囲に発表することで新たに一歩踏み出す人が現れたりするなど、様々な効果があるそうです。

コロナ禍において生まれた可処分時間を何のために、どう使うか。
”仕事は楽しい”と思う手段として副業は有効だと締めくくられました。

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