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開催レポート:最先端のキャリア開発2022ーDXとCXを融合させるプロティアン知見ー法政大学 田中研之輔氏登壇!

開催

本記事は、2022年1月20日(木)に行われた「最先端のキャリア開発2022ーDXとCXを融合させるプロティアン知見ー法政大学 田中研之輔氏登壇!」の開催レポートです。

日々変化していく社会の中で、主体的に学びキャリア形成を行う人材が求められています。
しかし、現行のキャリア研修では限界を感じている、または研修の効果が不透明でどう変更したらいいかわからない企業が多くいらっしゃいます。

本セミナーでは、社員の主体的な学び、キャリア形成を企業としてどう支援していけばよいか、社員のキャリア自律について研究、またはサービスを展開している次のお二方をゲストにお招きし、最先端のキャリア開発についてお伝えします。

■ゲスト
法政大学 キャリアデザイン学部 教授
一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事
株式会社キャリアナレッジ 代表
田中 研之輔 氏

一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事
4designs株式会社 代表取締役CEO/ファウンダー/MBA/キャリアコンサルタント/中小企業診断士
有山 徹 氏

■モデレーター
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
ワークスイッチ事業部 事業開発統括部 部長
総務省委嘱テレワークマネージャー/プロティアン認定ファシリテーター
成瀬 岳人

最先端のキャリア開発2022 ーDXとCXを融合させるプロティアン知見ー

はじめに田中 研之輔 氏より最先端のキャリアについて、そして2022年に企業に求められていることをお話しいただきました。

2022年、企業が直面する問題に「人的資本の最大化」と「人的資本の情報開示」があります。なんと、2025年には団塊の世代およそ800万人が75歳を迎えます。つまり、今以上のハイパー高齢社会が待ち構えているのです。この2025年問題に備えてキャリア開発をしていく必要があります。

今までは人的資源管理(HRM:Human Resource Management)という考えのもと、現状の人的資源を活用する方法を考えていましたが、これからは人的資本管理(HCM:Human Capital Management)という考えのもと人を資本として考え、戦略的にグロースさせることが重要です。

組織の中でキャリアを積み重ねるのではなく、さまざまな場所で活躍できるキャリアを作るプロティアンキャリアで変幻自在なキャリアを歩むことが今求められています。そのためには自律的な人材を増やすことが不可欠です。

その時にDX(デジタルトランスフォーメーション)とCX(キャリアトランスフォーメーション)を掛け合わせることで、キャリア論を元に行った活動を数値化し、変化を捉えながら自律的な人材を増やすことができます。

また、経営戦略に人材戦略を組み込んで戦略的に考えることで加速することができます。

キャリアを考える際、「or」(選択肢)で考えてしまっていませんか?これまでやってきたことは無駄になりません。キャリアは蓄積されていくもの。蓄積されたものが掛け算で化学反応を起こすのです。

プロティアン・キャリアドックの最新事例

続いて有山 徹 氏より、一般社団法人プロティアン・キャリア協会で実践しているプロティアン・キャリアドックの最新事例をお話しいただきました。
プロティアン・キャリアドッグとは厚生労働省発表の「セルフ・キャリアドック」に現代版プロティアン・キャリア理論を組み合わせた組織開発サービスです。
人的資本最大化に向けて企業が経営戦略・人事戦略に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせた内容となっております。

▼法人向け
https://protean-career.or.jp/company-seminar

▼個人向け
https://protean-career.or.jp/individual-career-dock

入り口は企業に合わせてeラーニング(オンライン)と基礎研修(オフライン)の2通り用意しています。

研修を実施した結果、eラーニングから始めた住友商事様では中期経営計画にキャリア自律が含まれることに。基礎研修から始めた出光興産様では年頭の代表挨拶にキャリア自律に言及されていました。

導入企業の共通点は経営陣のキャリア自律と組織改変への覚悟があることです。キャリア自律を推進すれば社員は離職すると思っている経営者はまだまだ多いのが現状です。しかし、離職率よりもエンゲージメント率の向上に寄与することは調査で明らかになっています。今こそ動く時なのです。

では、なぜキャリア自律推進にプロティアンが選ばれるのでしょうか。
理由は5つあります。

1. キャリア自律を唯一理論実践体系化している
2. キャリア開発の習慣化/日常化を進めている
3. 未来の可視化/言語化を行う
4. スタンス(意味づけ)を変える
5. 組織との関係性がより良くなる

プロティアン・キャリアを共通言語としてキャリアというものを捉え直し、未来について考えるため選ばれていると考えられています。

キャリア支援にもデジタル活用を ~キャリア資産による成長支援~

最後に成瀬からキャリア支援×デジタル活用で無形資産を可視化し、変化を見た事例のご紹介をしました。働き方など環境的な要因よりも会社の方向性ややりたいこと、成長などキャリア志向性要因を重視する従業員が若手を若手を中心に増えています。

現在のようなDX時代ではEX(エンプロイー・エクスペリエンス)を重要視しています。企業としてはキャリア支援の結果を見える化したいでしょう。ここでDX×CXをプロテア×プロティアンで実現した例をご紹介します。

プロテアとはパーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供している、効果が「視える」企業のためのキャリア自律支援サービスです。

▼プロテア
https://www.persol-pt.co.jp/protea/

事例①

アンケートを元に可視化したキャリア資産を見ながら対話を行い、気づきを元に別プロジェクトに参加し、自身のキャリア資産を向上できた例です。

事例②

自分のキャリアを語れるように、そしてこれからを考えるためにワークを行いました。

事例③

個人のキャリアを可視化した結果を用いて組織としてのキャリア資産も可視化することができます。体温計のように定期的に計測することでキャリア戦略の調整が可能になりました。

ラーニングカルチャーを醸成し社員と企業がともに進化できる企業が選ばれる時代が来ています。社員へのキャリア支援をぜひ我々にお手伝いさせてもらえませんか?

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