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現場から始める! RPA導入を成功させる方法とは?
~伴走型RPAのススメ~

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田聖子氏

今回は、2019年11月28日に「パーソルのRPA」が主催となり開催された「現場から始める!RPA導入を成功させる方法とは?~伴走型RPAのススメ~」セミナーのレポートです。

セミナーでは、RPA導入の失敗パターンと成功パターンや、新しい派遣サービスである伴走型RPA「RPAアソシエイツ」の紹介など、現場のRPA化を進めている担当者に向けて非常に役立つ情報が発信されました。

RPA導入の失敗パターンと成功パターンとは?

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 大塚啓史氏

セミナーの前半では「RPA導入の失敗パターンと成功パターン」についての情報共有がパーソルプロセス&テクノロジー㈱(以下:パーソルP&T) RPA COMPANY セールスグループ・マーケティンググループ マネジャー 大塚啓史氏からありました。

【失敗パターン1】自動化したい業務の候補が上がってこない

会社の経営陣や推進担当がトップダウンでRPA導入を進めようとした場合、現場の担当者が「上層部が何か新しいことを始めたようだがよくわからない」「自分の仕事がなくなるのではないか」などとマイナスに捉えてしまうことが発生。 その結果、現場の担当者から、自動化したい業務の候補が推進担当に上がってこない、ということが起こります。

【失敗パターン2】目的がわからなくなる

RPAは、会社の業務効率化を実現するためのツールの1つにすぎません。しかし、RPA導入を決めると、RPAですべての業務を効率化しようとしたり、業務そのものをRPAに合わせて変えてしまおうとすることがあります。
これでは、本来のRPA導入の目的からずれてしまいます。「RPAありき」で考えるのではなく、どのようにRPAを使ったら業務効率化をうまく実現できるかという視点で考えることが大切です。




【成功パターン1】さまざまな仕掛けで現場を巻き込む

RPAは現場から仕事を奪うのではなく、協力して一緒に働く仲間だという認識を広めるために様々な仕掛けが必要です。
例えば、各部署に対して説明会を開催しRPAのデモを見せるなどして、いかに業務が楽になるかについて丁寧に説明をして成果を出している会社もあります。
また、ロボットをキャラクター化してグッズをつくったり、新しく入ってきた新入社員として歓迎会を開いたりして、RPAに対する心理的ハードルを下げ、親しみを持ってもらうような取り組みも行われています。 

【成功パターン2】業務改善を一番の目的とする

目的はRPAを導入することではなく、「現場の業務改善のサイクルを回すこと。」という意識を持つことです。
人によってやり方の違う業務など、業務の手順そのものの整理が必要になった場合にはまず業務の可視化を行い、業務を見直すことで業務の標準化を行います。そして、業務効率化の効果を現場に実感してもらうことが大切です。

伴走型RPAとは

次に、パーソルテンプスタッフ㈱のRPA営業推進室 室長の小野田聖子氏より、「パーソルのRPA」による新しい派遣サービスである伴走型RPA「RPAアソシエイツ」についてのご紹介がありました。

RPA導入の際に困ることとしてよく挙げられるのが、「どの業務がRPAに向いているかわからない」「開発者(時間)が足りない」「社内でどう広めたらよいかわからない」といったことです。

これらの問題を解決するために、「パーソルのRPA」では研修を通じてRPAを習得した派遣スタッフを現場に派遣し、RPA推進担当や現場などと伴走しながらRPA導入を進めており、このサービスのことを「伴走型RPA」と呼んでいます。

伴走型RPA「RPAアソシエイツ」

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田聖子氏

「パーソルのRPA」が手掛ける伴走型RPA「RPAアソシエイツ」は、テンプスタッフの強みを生かした手厚いバックアップ体制が特長です。研修を始めて1年ほどですでに受講者が200名以上となり、導入企業は40社を超えています。

スタッフ募集

まず、RPAを習得したい派遣スタッフを集めます。これまでにいろいろな職場での職務経験がある方や、新しい技術を習得してスキルアップしたいという意欲的な人材が多く、RPA習得に適性のある人材が多く集まります。 本研修は「自費」での受講となるため、意欲的かつ覚悟感の高いスタッフが多いのも特徴です。

研修による育成

次に、1か月間の集中トレーニングを行い、現場でWinActorを使ったロボットの開発ができる程度のスキルを身につけます。
カリキュラムの前半では、座学でRPAについての概念やツールの動かし方を学び、エラーハンドリングなどにも対応できるようにします。後半では疑似開発を行い、実際に実務で使うようなロボットを開発し、基準通りに開発できたら合格となります。
最終的には「実運用に沿ったWinActorの使い方を熟知し、業務上で必要なファイル・フォルダの取り扱い方を知っていて、高いセキュリティ意識を持っている、一般事務作業も並行して行うことのできる人材」の育成を目指しています。

導入・開発人材として派遣

研修を終えた派遣スタッフは、もともとの経験・スキルに加えて、この研修でRPAにおける実用的な知識を身につけているため、現場の課題を解決する能力が高く、業務改善の意識も高いため現場を巻き込みながらRPAの開発・運用に取り組むことが可能です。
また、専用のサポートデスクとして、長年RPAの導入に携わってきたパーソルP&Tのエンジニアからアドバイスを受けながら仕事ができる点も強みです。

まとめ

セミナー終盤には、他社がどのような取り組みをしているかを共有し合うお悩み共有会が開かれ、参加者同士で活発に意見を交わす姿が見られました。
今回のセミナーを通して、RPA導入は現場の担当者を巻き込みながら、RPA導入が目的ではなく、業務改善を一番の目的として取り組むことが大切であるということがわかりました。

このことを踏まえると、RPAスキルを習得した派遣スタッフが、現場の課題をすくい上げながら推進担当者やエンジニアと連携して導入・運用を進める伴走型のRPA「RPAアソシエイツ」は、RPA導入を成功に導くための有効な手段の一つだと言えます。

伴走型RPAをヒントにして、社内のRPA導入を加速させましょう!

RPA化を人材派遣で推進
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