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派遣特有のスキルで現場に寄り添い手厚くサポート! 話題の「RPAアソシエイツ」とは?

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田 聖子氏

働き方改革や人手不足解消の手段として注目され、導入企業数も右肩上がりのRPAですが、せっかく導入したにも関わらず期待した効果を得られていないという企業も少なくありません。その背景には、スキル不足により開発・保守が出来ず活用範囲が広がらない、既存業務が忙しくRPA開発の時間が確保出来ないといった課題があるようです。

今回ご紹介する「RPAアソシエイツ」は、そのような課題をお持ちの企業へRPAを学んだ事務スタッフを派遣し、業務のRPA化推進をサポートするサービスです。派遣スタッフだからこそ出来る、現場に寄り添う手厚いサポートが魅力です。

本記事では「RPAアソシエイツ」の活用方法や利用企業からの評価などをご紹介します。
お話はパーソルテンプスタッフ株式会社 第三営業本部 RPA営業推進室 室長の小野田聖子氏に伺いました。

派遣特有の経験社数の多さ、業務理解力の高さが強みを発揮する

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田 聖子氏

――「RPAアソシエイツ」の強みを教えてください。

小野田氏:1つは派遣スタッフ特有のスキルです。派遣スタッフは様々な職場を経験しており、新しい環境にすぐにフィット出来る柔軟性があります。また、各企業の業務効率化ノウハウも知っています。何より派遣スタッフは、もともと現場の業務を知っていて、マニュアルがない場合でも人が作業する様子を見ながら業務内容を引き継いだり、フローを可視化したり出来る人たちです。きっちり業務設計や準備が出来ていなくても、スタッフ自身でヒアリングを行い自動化出来る部分を判定して、RPAロボットを作ることが出来ます。より顧客に寄り添った開発が可能で、そこが「RPAアソシエイツ」の1番の価値だと自負しています。


もう1つの強みはパーソルグループの総合力です。派遣スタッフが受講する研修には、「パーソルのRPA」がこれまでのRPA導入支援で得た成功事例や失敗事例、現場でRPAを開発をする際に押さえるべきポイントなど、様々な経験と知識が詰め込まれています。それにより実務に即したノウハウを身に着けたスタッフを育成出来ます。スタッフを現場に派遣した後も、「パーソルのRPA」のRPAエンジニアが技術サポートを行うことで技術的なクオリティを担保しています。
また実際に派遣する際には、パーソルテンプスタッフのノウハウで、導入企業の状況に合わせて最適なスタッフを選び派遣しています。

意思さえあれば、全力で寄り添いサポート

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田 聖子氏

――「RPAアソシエイツ」はどのようなお客様に適したサービスなのでしょうか。

小野田氏:「RPAアソシエイツ」を利用されるお客様の状況は様々です。RPAを導入したいけれど進め方が分からないと相談されるお客様や、最初は内製化を目指していたけれど内製化を断念したというお客様、スタッフにRPAロボットの開発を任せて保守は自分たちで行いたいお客様など色々なパターンがあります。ただ1つ大切なのはRPAを導入したい理由が明確であることです。組織をどう変えたいのかは、お客様の大事な課題です。思いや理想さえはっきりしていれば「RPAアソシエイツ」が全力でサポートします。


またRPA導入前・導入中・導入後とフェーズによって課題は変わっていきます。「RPAアソシエイツ」には多くのノウハウが蓄積されていますので、どのフェーズにあってもそれに合わせたサービスをご提案出来ます。

時間創出+組織の変化+コンサルティングが「RPAアソシエイツ」の価値

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田 聖子氏

――サービスを利用されたお客様からの評価はいかがでしょうか。

小野田氏:最初は「まず3カ月」という契約で始まることが多いのですが、結果的にお客様からは「アソシエイツには長くいてもらいたい」というご要望をいただき、またアソシエイツ側も途中で辞めたりする方がいません。長期派遣がほとんどで、派遣するスタッフ数が右肩上がりになっていることが、満足度が高い表れだと思っています。

費用対効果については、RPAロボットにより創出した時間という定量的な面だけではなく、スタッフが入ったことで組織がどのように変わったのかという定性的な面、さらに現場に寄り添ってどの業務でRPAを活用出来るか見極めるコンサルティング、これらすべてを含めて評価いただいています。


サービスをご利用いただいたあるIT企業では、スタッフが作成したRPAロボットにより1部署で毎月約110時間の効率化を実現しました。フルタイム一人分に近い時間を削減出来たことで、人員配置の最適化も行われました。さらに、RPAロボットを開発するだけではなく業務改善や業務見直しの提案も行っていたことで、スタッフが企業にとって欠かせない人材となり、その企業の正社員になりました。企業は良い人材に出会え、派遣スタッフは新しいキャリアを手に入れました。企業の課題解決とスタッフ個人のキャリア支援をうまく実現した事例です。

全国にサービスを届けたい

パーソルテンプスタッフ株式会社 小野田 聖子氏

――今後のサービス展開についてお聞かせください。

小野田氏:現在RPA研修を行っているのは東京近郊のみなので、派遣先もスタッフが通える東京近郊がほとんどです。しかしRPA人材の不足は地方の方がさらに深刻です。この問題を解決するため新たなモデルを計画しています。テンプスタッフは全国に拠点があります。企業の引き合いがあった各エリア拠点のスタッフに短期間東京に来ていただき、RPA研修を受けてもらうことで、地方でも「RPAアソシエイツ」のスタッフを派遣出来るようになります。すでに1案件で成功していますので、今後も地方拠点を持っている強みを活かしてサービスのカバー範囲を広げていきたいです。

まとめ

RPAの導入ハードルの1つに、業務選定やマニュアル作成、要件定義など、事前準備の大変さがあります。「RPAアソシエイツ」のように、ここまで現場に入り込み顧客にしっかり寄り添ってくれるサービスがあれば、RPAの導入や活用が一気に身近なものとなるでしょう。RPA導入はこれからの人も、導入はしたけれど活用が進まない人も、まずは多くの事例をもつ「RPAアソシエイツ」に相談してみるのも良いかもしれません。

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