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RPA人材に求められる役割と、RPA人材を確保する4つの方法

RPAを導入する上で課題となるものの1つがRPA人材の確保です。中小企業ではRPA担当者が一人(独り)という話も聞きますが、社内にRPAを展開し、RPAを活用していくとなるとやはり一人では対応しきれません。RPAツールは誰でも扱いやすいツールと言われていますが、使いこなすにはある程度の学習が必要です。実際にRPAの活用において約7割の導入企業がRPA人材の育成を課題としています。 今回はRPA人材に求められる役割と、不足しがちなRPA人材を確保する4つの方法をご紹介いたします。

>>【参考】 RPA BANK|ニュース・トレンド|ヒューマンリソシア、RPA担当者向けの独自eラーニング研修コンテンツを提供開始

RPA人材に求められる役割とは

RPA人材に求められる役割には例として次のようなことが挙げられます。実際には一人がいくつかの役割を担うことがほとんどです。

社内へのRPA推進

社内へRPAを展開する体制を構築します。RPA導入の本当の意義やRPAの正しい理解について社内に伝達するエバンジェリスト(RPAについて広く分かりやすく伝える)としての役割です。RPAの開発スキルはそこまで重要ではありません。

業務選定

どの業務にRPAを導入するか選定します。業務フローをヒアリングし、業務の複雑さやRPAとの相性、削減可能な時間、開発難易度などを評価した上で、導入効果の高い業務を選定します。RPAによる自動化を前提とするのではなく、従来の業務自体の見直しを行うこともあります。

設計

RPAを使った業務フローを考え、設計書を作成します。必要に応じて、RPAで自動化しやすいように従来の業務フローやフォーマットの変更を検討します。

開発

設計書に従い、実際にロボットを作成します。テストを行いロボットの開発が完了したら、運用マニュアルの作成も行います。

保守

ロボットが現場で稼働した後、ロボット使用者からのロボットに関する問い合わせ対応を行います。エラーになった場合の原因調査やロボットの修正、システムの更新や業務内容の変更に伴うロボットの改修などを行います。

RPA人材を確保する方法

RPA人材を確保するには大きく4つの方法があります。

1.社内で抜擢・育成

RPAツールの製造元・販売元は、RPAツールの操作方法の研修も提供している会社がほとんどです。研修サービスを利用し、社内の人材をRPA人材に育てることが出来ます。 社内で育成したRPA人材は、社内業務・社内文化に詳しいので、RPAで自動化する業務を広げやすいメリットがあります。ただし、専任とする場合は既存業務の引継ぎが必要ですし、兼任の場合は時間の確保が課題となります。また開発スキルを高めるにはある程度時間が必要です。

2.キャリア採用

RPAの活用を長期スパンで取り組みたい場合、RPA経験者を新たに採用するのも1つの方法です。 既存業務がないので開発時間をしっかり確保出来ますし、必要なスキルを持った人を採用出来ます。ただし、RPA人材は不足しがちですので、必ずしも必要な時に欲しい人材が採用出来るとは限りません。また基本的に長期雇用が前提となりますので、RPAの導入がひと段落した後の仕事も考える必要があります。

3.派遣社員の雇用

設計や開発、保守の人員として、開発スキルがある人を多く確保したい場合、派遣でRPA人材を雇うのも1つの方法です。
RPAの展開速度に合わせて、必要な人材を必要な期間確保出来ます。契約期間が決まっているため、契約終了後の引継ぎ体制を整えておく必要があります。

パーソルグループではRPAの専門人材の育成・派遣に特化した「RPAアソシエイツ」

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4.アウトソーシング

RPA導入がこれからという場合は、アウトソーシングを活用するのも1つの方法です。 導入の検討から開発・保守まで、RPAの専門家のノウハウとリソースを使うことで、スピーディな導入を実現し、初めてのRPA導入でも失敗リスクを大幅に軽減出来ます。アウトソーシング先によっては、社内のRPA人材の育成を合わせて行ってくれる場合もあります。自社に必要なサービスを提供しているアウトソーシング先を選ぶことが重要になります。

パーソルグループではRPAの導入を支援する「パーソルのRPA」

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まとめ

労働人口が減少している中、人手不足解消のためにRPAを活用したいけれど、RPAを導入・開発出来る人材が確保出来ないとお困りの方も多いのではないでしょうか。自社で採用・育成が難しい場合、必要な期間、必要な人数を確保出来る派遣やアウトソーシングは大きな助けになるでしょう。自社の状況に合わせて柔軟かつ戦略的に人材確保を行いましょう。

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