私は、大手IT企業のWEB解析ツールを担当するプロジェクトで現在4年目になります。新人研修が終わってすぐこのプロジェクトに配属され、3年目でリーダーになりました。配属当初はリーダー1名に私と新卒同期2名の3名という構成。クライアント様のWEB解析ツールチーム5名の社員の方と一緒に机を並べ、会社の垣根なく「新人を一緒に育てる」というスタンスで色々教えていただきました。
配属された当初は、メールの内容一つとってもリーダーに確認してもらったり、クライアントとのミーティングにも一緒に参加してもらっていましたが、そこから徐々に独り立ちしてできることが増えていく感覚はとてもワクワク、やりがいがありました。
プロジェクトのミッションは、WEB解析ツールを使ってのデータ計測、レポート出し。さらに、クライアント様の命ともいえる莫大なデータをより安全に取り扱うため、今まで使っていた外部のWEB解析ツールをクライアント様オリジナルの解析ツールに移管することも並行して行っています。100以上のサービスに使っていた外部WEB解析ツールの移管もだいぶ進み、残りわずかになってきました。

私たちのクライアントは皆さんWEBに関する知識があり優秀で、とにかくスピード感を大切にする社風です。それぞれのサービスご担当の方が「このデータを1週間後に出せるよう設定してほしい」「このデータをすぐにみられるようにしてほしい」と短納期で様々な依頼を出されてきます。私たちはその依頼に対し、プロのデータ解析コンサルタントとして「どんなデータが欲しいのか」を確認し、そのために必要な情報を整理してお客様に回答していきます。言われたことをそのまま受け身で作業することはありません。1日の業務のうち、作業時間は2時間程度。残りの時間のほとんどは、クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーションに時間を使っています。クライアントの社内ルールで会議は30分間と決まっていて、その時間の中で即座にクライアントの質問に回答、解決していく力を鍛えることができました。2年目からは現場担当だけでなくこのプロジェクトの未来のリーダーとしてリーダー業務も任され、高い視座で幅広い経験を積んできました。

私の強みは状況把握です。常に全体を俯瞰し、今までの経験から「この先何が起きるか」展開を予想して先回りしてプロジェクト全体をコントロールするようになりました。リーダーになる前は自分のタスクだけうまく回せば良かったですが、リーダーになってからは自分のタスクだけでなくメンバー個々のタスクまで把握して、報告を待つだけでなくこちらからも情報を取りながら動くようにしています。そのうえで大切なのはやっぱりコミュニケーション。常に「あの時はメンバーにこう伝えたら良かったかな」「クライアントにこう言えばもっと伝わったかもしれない」と振り返りながら次に活かしています。
今の職場は大好きで、クライアントから求められるレベルが高いからこそ高いクオリティとスピード感を身に着けることができました。だからこそ、今後は違う企業のプロジェクトに挑戦し、そこでの文化も学びながら他社の良い事例を融合させ活かしていけたらと考えています。
就活生の皆さんの中にはITに不安を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、パーソルプロセス＆テクノロジーは研修がしっかりしていますし、失敗しても理不尽に怒られることはない文化です。私も新人の時からどんどん業務を任され独り立ちさせてもらいましたが、常にリーダーがフォローして見守ってくれていたからこそ、恐れずチャレンジすることができました。「はたらいて、笑おう。」の実現のため、人を育てる文化が根付いていると感じます。