新卒1年目で最初に配属されたプロジェクトでは、まだ運用方法が固まっていない新しい役割をさっそく任されることになりました。初めはどう動いていいか戸惑いましたが、ざっくりと全体感をつかんでわかるところから繋げて理解していくことや、ものごとをシンプルに分解してとらえる思考を身に着けることができました。
新卒3年目には、一つ目のプロジェクトで身に着けた能力を活かしてもっと上の世界を見たいと思い、プロジェクトマネジメントを専任の役割とするPMO（Project Management Office（プロジェクト・マネジメント・オフィス））に自ら希望し異動しました。ここでは、プロジェクトの立ち上げ、新しいサービスの企画や業務改善、クライアント様との会議のアレンジや問題課題の取りまとめなどを経験し、一つ目のプロジェクトで身に着けた「全体を俯瞰して前に進める」思考法をさらに深めて成長することができました。
現在は、コンサル・PMO領域のマネジャーに昇格し、メンバー管理、顧客折衝、契約調整、営業活動、事業貢献に伴う諸業務を担当しています。

この仕事でもっともやりがいを感じるのは、組織・人・物事に対して何かしらの付加価値を生むことが出来た瞬間です。大規模業務改革プロジェクトにPMOとして参画した際には、お客様でもコントロールが難しい複雑な状況の中、関係各所の間に入って調整を行うことでスケジュール遅延のリスク回避に貢献しました。ひるまず意思をもって行動し、人が動いてプロジェクトが進んだことに大きなやりがいを感じました。結果、お客様との打ち合わせの際に、「これからもよろしくね」と握手を求めれた時は深い信頼関係を築けたことを実感し、とても嬉しかったです。
メンバーのマネジメントでは、「人と向き合う」ことを大切にしています。ひとりひとりがどんなことにモチベーションを感じるか、しっかりと寄り添って話を聞くことや、「自分だったらどうするか」意識することで認識の齟齬が生まれないよう気を付けています。

プロジェクトマネジメントは、物語を作ることに似ているように感じます。全体を構築して一貫したメッセージを作り、ブレない世界観をマネジメントすること。どうやったらこの物語が完結するか、ゴールから逆算して考えていくこと。この思考法をもとにすることで、様々なプロジェクトの管理を進めていくことができました。
マネジャーとしてのキャリアはまだ始まったばかりですが、まずは管理職として自社、顧客、メンバーそれぞれにとって利益をもたらすことを目標にしています。部下となるメンバーの中には年上の人もたくさんいますが、細部まで理解しあう姿勢を持つことで、協力してもらえる信頼関係を作ることができています。また、マネジャーになって初めての経験するのが営業活動。これからは多くの営業実績を作りたいですし、コンサル・PMO領域においての事業企画にも挑戦していきたいです。
パーソルプロセス＆テクノロジーの面白いところは、私たち「人」そのものがサービスであり商品だということ。グループが大きいからこそ様々な価値観を持つ人がいて、幅広いキャリアが用意されてます。今はまだやりたいことがはっきしなくても、目の前の仕事を頑張れば新しい道が拓ける、そんな会社だと感じています。