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「オラクル アーキテクト・サミット~今から始める!次世代ITアーキテクチャ実践~」で IBS代表取締役 小澤稔弘が講演

2009年10月23日、日本オラクル株式会社本社にて行われた「オラクル アーキテクト・サミット~今から始める!次世代ITアーキテクチャ実践~」にて、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下、IBS)代表取締役社長 小澤稔弘が講演を行いました。

n_img_007講演のタイトルは「IT部門が求められるもの~ビジネスプロセスのコントロールを取り戻せ~」。
議題はインテリジェンスでの取り組みをもとに、ビジネスプロセスをIT部門がコントロールをするためには、“どのようなこと(やり方)をすれば、CIO(経営陣)はYesと言ってくれるのか?”というところに視点を置き、講演を開始しました。

講演ではまず、インテリジェンスのIT部門が取り組んできたこととして、『IT投資審議会』『マネジメント6Σ』『Qレポート』の3点を紹介。『IT投資審議会』を設置することによって、ITリソース(人・物・金・情報)の変更に関するすべての意思決定をIT部門に集中させ、無駄なIT投資を減少させることができること。また『マネジメント6Σ』という経営課題解決のステップに沿って経営・品質を管理する手法を導入することにより、お客様の声(VOC)を起点に、原因の特定や対策を行い、顧客満足度を向上させることに役立つこと。そして『Qレポート』という、顧客が本当に求めている情報を一元化して提供するサービスを導入し、アカウントマネージャーと呼ばれる顧客への報告担当者が、ユニットの情報を集め、顧客に提供。顧客にインプットをすることで、よりスムーズにVOCを回収することが可能となることを紹介。

続いて、「サービス化へのチャレンジ」と題して、現在インテリジェンスのIT部門が取り組んでいる『サービス化』について説明。ITにおける『サービス化』を定義付けし、必要性を解説した後に、『サービス化』を進める上で両立しなければいけない点は2つあることを説明。1つは、アーキテクチャーをそろえる「標準化」、もう1つは全体最適を睨んだ「サービスの共用化」。気をつけなければならないのは、アーキテクチャーをそろえることで全体最適は進む一方、サービスだからといって、どのようなものでも共用化してしまうと、トラブルが発生したときの影響範囲が広くなり、運用が困難になってしまうため、サービス化を推進する上で、「標準化すること」と「共用化すること」は分けて考えなければならないと話しました。その後アーキテクチャーの整理の仕方として、「インフラのサービス化」「アプリケーションのサービス化」という観点から解説しました。

n_img_008最後に「これからのIT部門が目指すところ」と題し、「将来、インフラもアプリケーションも『サービス化』が進めば、現状の『プライベートなシステムインテグレーション』から『オープンなサービスインテグレーション』になり、より早くシステムをデリバリーすることが可能になる」と説明しました。またIT部門は『ビジネスITアーキテクト』を育てるべきだと提言。「『ビジネスITアーキテクト』を育成し、我々全体が事業責任者とビジネスプロセスを語ることができるようになれば、大手ベンダー任せになりがちだったBPR(business process re-engineering)や要件定義も自ら推進できるようになるはず」と話しました。

なお、IBSでは、このノウハウをお客様に提供していくサービスを既に開始しております。詳しくは下記お問い合わせ先へ、お気軽にお問い合わせください。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当:中村
E-mail:ibs_eigyou@inte.co.jp
TEL:03-6385-6103


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